ロケッツがP.J.タッカーを獲得
クリス・ポールの獲得に成功し、全力で打倒ウォリアーズを狙うヒューストン・ロケッツが、着々と戦力強化を進めている。
『The Vertical』によると、昨季をサンズとラプターズでプレイしたFAのP.J.タッカーが現地7月1日、ロケッツと4年/3200万ドルの契約で合意に達した模様。ロケッツは、ケビン・デュラントやカワイ・レナードら同カンファレンスのスターウィングとマッチアップできる強力なディフェンダーをリーズナブルな契約で手に入れた。
▼タッカーのディフェンス
ESPNのBrian Windhorst記者によると、タッカーはラプターズからの3年/3300万ドルのオファーを蹴ってロケッツを選んだとのこと(年棒にして約300万ドルの差)。タッカーの勧誘では、友人であるクリス・ポールが大きな役割を果たしたとされている。
昨季のタッカーは81試合で6.7得点、5.8リバウンドを平均。主な得点源がコーナーからのスポットアップ・スリーのみと、オフェンス面では制限されるが、守備ではウィングだけでなく、パワーフォワードや相手によってはセンターにもスイッチできる万能なディフェンダーで、チームにエネルギーとタフネスをもたらす。パトリック・ビバリーを失ったロケッツが必要としていたタイプの選手だ。
これでロケッツは、ウォリアーズのスモールラインアップに対しても、タッカーをセンターに置くなどして(CP3/ゴードン/ハーデン/アリーザ/タッカー)真っ向勝負が可能なラインアップを組むこともできる。
参考記事:「Yahoo Sports」