「J・ドーシーにすくい投げでフリースローを打たせろ」、ロケッツファンが署名活動を開始
ヒューストン・ロケッツに所属するドワイト・ハワード似の控えセンター、ジョーイ・ドーシーに対して、ちょっと奇妙な嘆願署名が集まりつつある。
今季のロケッツは、チームのフリースロー成功率が71.6%とリーグで4番目に低い。足を引っ張っているのは、ハワードやジョシュ・スミスをはじめとしたフロントコート陣だが、中でも特にドーシーが悲惨で、シーズン合計81本中21本の成功率28.4%と目も当てられない状態になっている。
プレイオフ開幕を目前に控えた現地13日、ロケッツのフリースロー惨状を危惧したあるファンが、世界最大のオンライン署名サイト「Change.org」でチーム宛てにキャンペーンを開始した。その内容は、ドーシーのフリースローフォームをリック・バリー(もしくは桜木花道)で有名な「アンダースロー」に変えさせようとする嘆願だ。
キャンペーンの説明文より:
「今シーズンのジョーイ・ドーシーは、現時点でフリースローの成功率が28.4%です。『おばあちゃんスタイル』のアンダーハンドでシュートを打つようにすることで、ドーシーのフリースロー成功率が改善されるはずだと信じています。今より悪くなるということは絶対にありえません。ロケッツはプレイオフへの出場を控えていますが、現時点ではNBAで最もフリースローが苦手なチームの1つとなっています。破滅的なドーシーのフリースロー状況を考えれば、大きな変化が必要です。この嘆願に署名し、フリースローフォームを根本的に変えるようドーシーに促すことで、ロケッツをサポートしましょう」
本気なのかそれともジョークのつもりなのか、その真意は図りかねるが、この嘆願にはキャンペーン開始から18時間で目標数の半分以上となる258件の署名が寄せられた。
▼ベスト・オブ・ドーシー2014-15
まあ今のフリースロー成功率が28%しかないのだから、ダメ元で試してみても損はないかもしれない。アンダースローをマスターしたリック・バリーは、キャリア平均でFT成功率89.3%という驚異的な数字を残している。
キャンペーン:「Change.org」