ロケッツが再びスリーで新記録樹立
2019プレイオフ開幕を目前に控え、ヒューストン・ロケッツが波に乗っている。
ロケッツは現地7日、トヨタ・センターで行なわれたフェニックス・サンズ戦で合計57本中27本のスリーを沈め、今季チーム最多となる149点をスコア。1試合のスリーポイントショット成功数でNBA新記録を叩き出した。
ロケッツは5日前のサクラメント・キングス戦でも史上最多タイのスリー26本を決めたばかり。この日の試合では、第4Q残り1分10秒にオースティン・リバースが記念すべき27本目を成功させた。
149-113で圧勝したロケッツは、ジェイムス・ハーデンが30得点/13リバウンド/9アシスト、クリント・カペラが22得点/13リバウンドのダブルダブルで活躍。ここ最近は特に調子が良く、4月に入ってからの4試合すべてで20点差以上の大勝を収めている。
敗れたサンズは、ジャマール・クロフォードがベンチから27得点で奮闘した。
まだ2位シードも狙える
現在ロケッツは53勝38敗のウェスト3位で、2位デンバー・ナゲッツまで0.5ゲーム差に迫った。ナゲッツに対してタイブレーカーを持っているので、もし次のシーズン最終戦に勝利し、なおかつナゲッツが残り2試合のどちらかを落とせば、ロケッツは2位シードでポストシーズンに臨むことができる。
ただその一方で、ポートランド・トレイルブレイザーズにシーズンシリーズを1勝2敗で負け越しているため、ロケッツが次の試合に敗北し、さらにナゲッツが1勝、ブレイザーズが2勝をあげると、ロケッツは最終的に4位シードに転落。第1ラウンドでジャズ、第2ラウンドでウォリアーズと衝突という最悪のシナリオになる可能性もある。
今季のレギュラーシーズンは両カンファレンスとも最後まで目が離せない。
ボックススコア:「NBA」