ロケッツがホーム2連勝でウォリアーズとのシリーズイーブンに
今年のカンファレンス・セミファイナルは、5試合を終えた時点で4シリーズ中3シリーズが2勝2敗。素晴らしい。
現地6日、NBAではヒューストン・ロケッツとゴールデンステイト・ウォリアーズがトヨタセンターでウェスト準決勝第4戦を対戦。ロケッツが112-108で接戦を制し、シリーズをイーブンに戻した。
この日の試合は第3戦と同じく、大部分で主導権を握ったロケッツに対し、ウォリアーズが終盤に猛反撃を展開。ウォリアーズは第4Q序盤の15点ビハインドから残り時間19秒で2点差にまで追い上げたが、OTに持ち込むチャンスだった最後のポゼッションで、ケビン・デュラントとステフィン・カリーが連続で同点のスリーに失敗してゲームオーバーとなった。
ホーム2連勝でタイに持ち込んだロケッツは、ジェイムス・ハーデンが38得点、10リバウンドのダブルダブルを記録。エリック・ゴードンが20得点をマークした他、PJ・タッカーは高確率でコーナースリーを沈めつつ、第4Qの勝負所ではオフェンスリバウンドやディフェンスでファインプレイを決めまくり、17得点/10リバウンドで勝利に大貢献した。
▼究極のロールプレイヤー
ウォリアーズは、ケビン・デュラントが34得点、ステフィン・カリーが30得点/7アシストで奮闘。チーム全体でスリー成功率が33本中8本の24.2%と、第3戦に続いてロングレンジショットが振るわなかった。
なお同シリーズでは、ハーデンが35.8得点、デュラントが36.0得点を平均。ESPNによると、シリーズ4試合を通してそれぞれのチームの選手が35得点以上を平均するのはNBAプレイオフ史上初だという。
ロケッツとウォリアーズのシリーズ第5戦は、現地8日にオラクルアリーナで行われる。
ボックススコア:「NBA」