ユタ・ジャズのルディ・ゴベアがキャリア3度目のDPOY選出、NBA史上4人目の快挙
NBAは現地6月9日、2020-21シーズンのDPOY(最優秀守備選手)を発表。ユタ・ジャズのルディ・ゴベアが通算3回目の選出を果たした。
ゴベアは2021年DPOYの投票で、100票中84票の1位票を獲得(合計464ポイント)。2位のベン・シモンズ(1位票15票の287ポイント)に大差をつけての選出となった。
▼DPOY投票詳細(1位票が5点、2位票が3点、3位票が1点)
1st | 2nd | 3rd | ポイント | |
---|---|---|---|---|
ルディ・ゴベア (ジャズ) | 84票 | 14票 | 2票 | 464 |
ベン・シモンズ (76ers) | 15票 | 67票 | 11票 | 287 |
ドレイモンド・グリーン (ウォリアーズ) | 0票 | 13票 | 37票 | 76票 |
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史上4人目
これでゴベアは、ここ4シーズン中3シーズンでDPOYに選出。キャリア3度のDPOY受賞は、ディケンベ・ムトンボ(4回)、ベン・ウォーレス(4回)、ドワイト・ハワード(3回)に次ぐNBA史上4人目の快挙となる。
2020-21シーズンのゴベアは、レギュラーシーズン71試合の出場で14.3得点、13.5リバウンド、2.7ブロックを平均。シーズン通算ではリバウンド(960本)とブロック(190本)でリーグ1位だった。
ゴベアのディフェンシブインパクトは、アドバンスドスタッツに良く表れている。今季のジャズは守備効率でリーグ3位、対戦相手の平均FG成功率でリーグ2位を記録。
NBA.comのデータによると、レギュラーシーズンでのゴベアはゴール下6フィートにおける対戦相手のFG成功率を48%に抑えており、これはリーグ平均よりも14.6%優れた数字だ。
ゴベアは今季プレイオフでも存在感を放っており、試合で16.2得点、12.8リバウンド、3.0ブロックを平均。ロサンゼルス・クリッパーズのウェスト準決勝第1戦では、第4Q残り1秒に勝利をもたらすブロックショットを決めた。
参考記事:「NBA」