ウェストブルックがキャリア80回目のトリプルダブル達成
オクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックが現地19日、本拠地チェサピーク・エナジー・アリーナで行われたニューヨーク・ニックスとのシーズン開幕戦で21得点、16アシスト、10リバウンドをマーク。今季リーグ第一号となるトリプルダブルを達成し、サンダーを105-84での勝利に導いた。
これでウェストブルックは、キャリア通算TD数で80回に到達(レギュラーシーズン)。過去にわずか3選手しか達成していない大記録だ。
▼キャリア通算トリプルダブルランキング
プレイヤー | TD | |
1 | オスカー・ロバートソン | 181回 |
2 | マジック・ジョンソン | 138回 |
3 | ジェイソン・キッド | 107回 |
4 | ラッセル・ウェストブルック | 80回 |
5 | ウィルト・チェンバレン | 78回 |
▼OKCビッグスリーが合計71得点
新生チームの初陣を快勝で飾ったサンダーは、ウェストブルックの他に、ポール・ジョージが28得点、カーメロ・アンソニーが22得点と、新加入のスターが活躍。スティーブン・アダムスは5本中5本のFGを成功させ、12得点、5リバウンド、5スティール、3ブロックを記録した。
敗れたニックスは、アンソニー放出で本格的にフランチャイズの顔となったクリスタプス・ポルジンギスが、ゲーム最多の31得点、12リバウンドで大奮闘するも、他のメンバーがオフェンスであまり貢献できず、二桁得点をあげたのは先発センターのエネス・カンター(10得点/7リバウンド)のみ。なおこの日は、アンソニーのトレードでOKCを離れたカンターにとって移籍後初の古巣凱旋でもあり、試合前の選手紹介の際にはスタンドから盛大な拍手が送られた。
▼KP
Thumbnail via Thunder
ボックススコア:「NBA」