「僕の大きな黒エンジェル様…」: サンダーのS.イバカ、街中で怪我したファンを救済
「最悪の1日が、思わぬ偶然で最高の1日に変わる」、そんなことってありますよね?
オクラホマシティー在住のグラントさんの場合は、アンラッキーな瞬間に身長2mを超える巨大な天使が舞い降りてきたそうだ。その奇跡の体験談を海外掲示板「Reddit」で明かした。
オクラホマシティー市内のショッピングモールで勤務するグラントさん。その日は仕事が終わり、いつものように自転車で帰宅しようとしていた。しかし職場の駐車場を出てすぐにコントロールを失い、激しく顔面からアスファルトに叩きつけられたらしい。うずくまっているグラントさんのもとへ最初に駆け付けたのは、何と地元オクラホマシティー・サンダーのパワーフォワード、セルジ・イバカだった。
グラントさんいわく:
すぐに一人の男が「大丈夫か?」と叫びながら僕のもとに駆け寄ってきたんだ。まるで「大きなブラックエンジェル(big black angel)」のようだった。立ち上がるのに手を貸してくれたんだけど、それがあのセルジ・イバカだと気付くのに10秒ほどかかったよ。それから建物の中に連れて行ってくれて、水のボトルを与えてくれて、看護できる人を探してモール内を走り回ってくれた。ほんと転んでよかったなって思うわ。
前歯は欠けてしまったが、笑顔で記念撮影。
スポットライトが当たっていない場所でも、地域住民の一員として困った人に手を差し伸べる。イバカこそプロスポーツ選手の鏡だ。
ソース:「Reddit」