サージ・イバカ、ラプターズ残留を強く希望
今季で3年/6500万ドルの契約が終わるトロント・ラプターズのサージ・イバカ。今夏(今秋?)には無制限のFAとなるが、今のところラプターズを離れるつもりはないらしい。
イバカは先週、「Sportsnet」のインスタライブに出演し、今後の去就についてコメント。満面の笑みで「トロントを離れる理由はないよ」と話した。
「ここにいたい。トロントの街は最高だし、ここにいる人たちも最高。しかもラプターズはベストチームの一つだ。移籍する理由はないよな?」
– サージ・イバカ
イバカは2017年のオフシーズンにラプターズと3年/6500万ドルで再契約。当時はパフォーマンスに見合わない割高契約などと言われることもあったが、リム守備からロングレンジショットまでこなせるオールラウンドビッグとして活躍し、2019年プレイオフのチャンピオンシップランではチームに欠かせない存在となった。
プロ11年目の今季は、約40%の確率で3ポイントショットを決めつつキャリアハイの16.0得点を平均している。
2020年のNBAはフリーエージェンシーがやや不作の年で、無制限のFAとなるスター選手はレイカーズのアンソニー・デイビスのみ。イバカやデイビスの他に目ぼしい2020FAは:
- ブランドン・イングラム(制限付きFA)
- アンドレ・ドラモンド(オプション)
- ボグダン・ボグダノビッチ(制限付きFA)
- ゴードン・ヘイワード(オプション)
- フレッド・バンブリート(無制限FA)
- デマー・デローザン(オプション)
- マイク・コンリー(オプション)
- ダニーロ・ガリナリ(無制限FA)
- モントレス・ハレル(無制限FA)
- エバン・フォーニエ(オプション)
- ダービス・ベルターンス(無制限FA)
ペリカンズは、制限付きFAのブランドン・イングラムを手放すはずがない。マックスサラリーのオファーシートにも躊躇なくマッチするだろう。キングスがボグダン・ボグダノビッチとの再契約をどうするのか気になるところ。
またゴードン・ヘイワードやデマー・デローザン、マイク・コンリーら来季オプションのベテランたちがどう動くのかにも注目だ。
参考記事:「Bleacher Report」