【ハイライト】OKCのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーが逆転ブザービーター
オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジアス・アレクサンダーが現地18日、本拠地ペイコム・センターで行われたロサンゼルス・クリッパーズ戦でブザービーターに成功。古巣チーム相手に、サンダーを劇的な逆転勝利へと導いた。
最後まで僅差を争う接戦となったこの日の試合は、第4Q残り10.4秒にギルジアス・アレクサンダーがレイアップをねじ込み、サンダーが2点差まで接近。クリッパーズとしてはファウルゲームを乗り切れば勝利という状況だったが、残り時間7.8秒でジャスティス・ウィンズローがフリースローを連続で失敗してしまう。
2点差のままボールを奪い返したサンダーは、タイムアウト明けのインバウンズプレイからギルジアス・アレクサンダーが残り3秒にボールをゲット。サイドステップのドリブルでディフェンダーを引き離し、終了のブザーと同時にスリーをねじ込んだ。
ギルジアス・アレクサンダーは36分の出場で18得点/6アシストをマーク。最初の3ピリオドではFG10本中4本成功の8得点とスコアリングでやや精彩を欠いていたが、クラッチタイムにチームのエースとして見事ステップアップし、第4Qラスト6分間だけで10得点をマークしている。
ブザービーターとその直前のレイアップに加え、ウィンズローにボールが渡った瞬間にファウルし、さらにウィンズローのフロースローミスでリバウンドを確保したのもギルジアス・アレクサンダー。終盤は攻守でマックスプレイヤーに相応しい活躍ぶりだった。
▼ラスト30秒間の熱戦
サンダー(9勝19敗)はSGAの他、ルー・ドートがゲームハイの29得点で大活躍。新人のジョシュ・ギディーは8得点/18リバウンド/10アシストのオールラウンドパフォーマンスで勝利に貢献している。18リバウンドは今季ルーキーの中で最多記録だ。
敗れたクリッパーズ(16勝14敗)は、ルーク・ケナードが7本のスリー成功から27得点で奮闘。ポール・ジョージは肘の怪我で離脱が続いている。
ボックススコア:「NBA」