米人気スポーツサイトの「歴代センターランキング」にシャキール・オニールが大困惑
こちらは、米東部時間3月31日の夜中に放送されたNBA情報番組「Inside The NBA」でのワンシーン。アメリカの人気スポーツサイトBleacher Reportが作成した「NBA歴代センター・ランキング」を番組内で1位から順番に発表していたのだが、その際にコメンテーターを務める歴代屈指のセンター、シャキール・オニールが何とも言えないリアクションをみせてくれた。
とりあえずランキングは以下の通り:
1位:カリーム・アブドゥル=ジャバー
2位:ビル・ラッセル
3位:ウィルト・チェンバレン
このトップ3は妥当だろう。いずれも歴史に残る大記録を作り上げてきた伝説のセンターたちだ。
4位:デビッド ロビンソン
5位:アキーム・オラジュワン
6位:アロンゾ・モーニング
ロビンソンがオラジュワンよりも上…。まあ4位と5位はまだ議論の余地があるかもしれない。でも6位にアロンゾ・モーニング!??大切な選手を1人忘れてやしないか?スタジオでは「このランキングは一体誰が作ったんだ!?」と困惑の声が上がる。
そして7位は…
ジャック・シクマ!!?「誰だよ」と思う人もいるかもしれないが、シクマは70年代後半から80年代後半のシアトル・スーパーソニックスに在籍した、金髪カールがチャームポイントのセンター。1979年プレイオフでチームを初優勝へと牽引し、引退後はソニックスから永久欠番が与えられている。オールスターにも7回出場するなど功績を残した名選手ではあるが、歴代7位ということはさすがにあり得ない。
続いてランキングは8位にドワイト・ハワードを選出し、さらにシャックのプライドを傷つける。4つのチャンピョンシップと3つのファイナルMVPを獲得した最強センターの名前がようやく上がったのは、9位になってからだった。
▼ランキング発表を見守るシャックのリアクション
そして10位には、元サクラメント・キングスのブラッド・ミラーが選ばれた。
このランキングはいろいろとおかしい。完全に間違っている。そもそもこのランキング自体がエイプリルフールのジョークだったのだ。10位まで発表してからネタをばらすと、スタジオは大爆笑に包まれた。
見事に引っかかったシャックは「セットをぶっ壊すぞ」とコメント。ちなみに、正式なBleacher Reportのランキングではちゃんと歴代4位にランクインしている。
参考記事:「Bleacher Report」