シャック、殿堂入りスピーチでコービーに感謝
現地9日、2000年MVPのシャキール・オニールが、アレン・アイバーソンやヤオ・ミンら同世代のスターたちとともに、2016年度のバスケットボール殿堂入りを果たした。
同日にマサチューセッツ・スプリングフィールドで行なわれたセレモニーでは、スピーチのアンカーを務めたシャック。現役時代にお世話になったコーチやチームメイトたちに一通り感謝を述べた後、「最後になってしまったが、大切なことを一つ。偉大なるコービー・ブライアント…」と前置きして、オニールらしいユーモアを交えながら、元相棒にありがとうの気持ちを伝えた。
「コービーは私をプッシュして、3連覇を達成する助けになってくれた。それから彼は、私がチームから追い払われ、マイアミへとトレードされるのに助力してくれた」
– シャキール・オニール
https://twitter.com/NBATV/status/774429386577616896
オニールのジョークに、会場は笑いの渦。ゲイリー・ペイトンなんかは、手を叩きながら大爆笑している。シャックは、殿堂入りセレモニーといった舞台でも、エンターテイナーとしての一面を忘れない。コービーが殿堂入りするときに、どんなお返しをするのか楽しみだ。
1992年ドラフト1位指名でNBA入りしたオニールは、キャリア19シーズンで23.7得点、10.9リバウンド、2.3ブロックを平均し、レイカーズで3度、ヒートで1度、合計4度のNBA制覇を達成。全盛期には歴代屈指の支配力と存在感でリーグを席巻し、2000年から3年連続でファイナルMVPに輝いた他、15回のオールスター出場、14回のオールNBAチーム選出(ファーストチームに8回)など数々の功績を残している。
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