スポールストラHCとヒートが4年の延長契約で合意
マイアミ・ヒートの名将エリック・スポールストラHCが、チームと長期の延長契約に合意した模様。ESPNのAdrian Wojnarowski記者が報じている。
ヒートからの正式な発表はまだだが、現地の日刊紙『Sun-Sentinel』によると契約内容は4年とのこと。新契約は2020年から施行され、2024-25シーズンまで続く。
1995年にビデオコーディネーターとしてヒートに入団したスポールストラは、そこからスカウト→アシスタントコーチと順調に出世し、2008年にパット・ライリーの後釜としてヘッドコーチに就任。ビッグスリー時代には若手コーチながらスーパースター軍団をまとめ上げ、チームを4年連続のファイナル進出と2度の優勝に導いた。今季はヒートのヘッドコーチとして12シーズン目となる。
▼入団当時のスポールストラ
現在スポールストラは、現役ヘッドコーチの中で1チームでの在任期間がグレッグ・ポポビッチに次ぐリーグ2位。コーチングキャリア11年で523勝363敗の好成績を記録しており、歴代ヒートで最多勝利数をあげたHCだ。
ドウェイン・ウェイドが昨季限りで引退した今オフのヒートは、次期フランチャイズエースとしてオールスターのジミー・バトラーを獲得。さらにハッサン・ホワイトサイドとジョシュ・リチャードソンの主力2選手を放出と、いくつか大きな動きがあった。今季は新体制でプレイオフ復帰を狙う。
参考記事:「Sun-Sentinel」