サンアントニオ・スパーズが歴代2位記録のホーム45連勝達成
サンアントニオ・スパーズが現地23日、AT&Tセンターで行われたマイアミ・ヒート戦に112-88で圧勝。1995-96シカゴ・ブルズの記録を追い抜き、NBA歴代単独2位となるホーム45連勝を達成した。
▼歴代NBAホーム連勝記録
(3月23日現在)
チーム | 開始 | 終了 | 連勝 |
ウォリアーズ | 2015/1/31 | 継続中 | 51 |
スパーズ | 2015/3/15 | 継続中 | 45 |
ブルズ | 1995/3/30 | 1996/4/4 | 44 |
マジック | 1995/3/21 | 1996/3/19 | 40 |
セルティックス | 1985/12/10 | 1986/11/28 | 38 |
レナードが自己最多タイ得点
この日のカワイ・レナードは序盤から絶好調で、ハーフタイムまでに24得点、7リバウンドを獲得。後半に入ってからもカウント・ワンスローのレイアップを2度決めるなどしてスコアを伸ばし、第3Q残り6分の時点でキャリア最多タイとなる32得点に到達したが、そこで右大腿四頭筋の負傷により途中退場することとなった。40点に届きそうな勢いだったので少し残念。
▼レナード、ヒート戦ハイライト
レナードが30得点以上を獲得したのは、プレーオフを含むキャリア383試合で4回目となる。
レナードの怪我についての詳細はわからないが、それほど深刻なものではない様子で、チームメイトのトニー・パーカーは試合後、「2~3日の休養で回復するだろう」と自身の経験をもとにコメント。シーズン11試合を残した時点でウォリアーズに4ゲーム差を付けられており、1位シードを奪い取れる可能性はかなり低そうなので、レナードにはじっくりと休んでもらいたい。
スパーズはエースが退場した後も主導権を手放すことなく、第3Q終了までにリードを25点に拡大。第4Qはボバン・マリヤノヴィッチとケビン・マーティンがオフェンスをテイクオーバーして、20点差以上を維持したまま、今季ホームの成績を36勝0敗に更新した。
▼アンダーソン→オルドリッジ!
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
MIA | 21 | 26 | 16 | 25 | 88 |
SAS | 26 | 30 | 32 | 24 | 112 |
球団史上6度目となるシーズン60勝(11敗)を達成したスパーズは、第3Q終盤からチェックインしたマリヤノヴィッチが、13分30秒の出場時間で12本中9本のフィールドゴールを決め、キャリアハイの19得点をマーク。マーティンが12得点を獲得した他、ダニー・グリーンは3本のスリーを成功させ9得点をあげている。
▼ボバン、キャリアハイ
41勝30敗でイースト5位に転落したヒートは、ドウェイン・ウェイドが16得点(FG成功率61.5%)/5リバウンド、ハッサン・ホワイトサイドが12得点/14リバウンドのダブルダブルを記録した。
ボックススコア:「NBA」