スパーズが通算勝率でNBA球団トップに!!
サンアントニオ・スパーズが球団設立以来の通算勝率でロサンゼルス・レイカーズを追い抜き、ついにNBA30チームのベストフランチャイズとなった。
スパーズがNBAに加入したのは1976年。39シーズンを通して1920勝1207敗の成績を残し、勝率はNBAトップの61.4%を記録している。まだ比較的歴史が浅いため、通算勝利数や優勝回数はレイカーズやセルティックスに遠く及ばないものの、プレイオフ進出を逃したことはたったの4回しかなく、アメリカのプロスポーツ史上最も成功したフランチャイズの1つといえるだろう。
▼NBA通算勝率トップ5球団
チーム (設立) |
W/L (勝率) |
優勝 |
スパーズ (1976年) |
1920勝1207敗 (61.4%) |
5回 |
レイカーズ (1948年) |
3213勝2050敗 (61%) |
16回 |
セルティックス (1946年) |
3156勝2215敗 (58.8%) |
17回 |
サンズ (1968年) |
2091勝1694敗 (55.2%) |
0回 |
サンダー/ソニックス (1967年) |
2072勝1794敗 (53.6%) |
1回 |
80年代に低迷が続き、最初の13シーズンを531勝535敗で負け越していたスパーズだが、1989-90シーズン以降は1389勝672敗(勝率67.4%)と大躍進。特にグレッグ・ポポビッチHCとティム・ダンカンがチームに加入した1997年からは毎年プレーオフに進出しており、17年連続でシーズン50勝を達成するという快進撃を続けている(ロックアウトの98-99を除いて)。
今季のスパーズは3月3日現在で36勝23敗と、ダンカン/ポポビッチ時代で最も低い勝率(61%)を記録している。シーズン50勝の連続記録を維持するためには、残り23試合を14勝9敗で乗り切らなければならない。
Image by jmtimages/Flickr
参考記事:「Fox Sports」