ティム・ダンカン、チームとファンに感謝の手紙
現地13日、今週初めに現役引退が報じられたサンアントニオ・スパーズのティム・ダンカンが、ついに声明文を発表した。「Letter from Tim」(ティムからの手紙)としてチームがウェブサイトに公開した手紙には、球団やチームメイト、ファンたちに対する感謝の気持ちが綴られている。
「もし19年前に自分のキャリアの脚本を書くよう言われていたとしても、このような旅を思い描くことなど決してできなかっただろう。今は旅路の終りに立ち、これまでに経験してきたことを敬愛の気持ちで振り返っている」
「勝利や敗北のことは忘れないだろう。しかし何よりも僕の記憶に残るのは、今まで関わってきた人たちのことだ 。アリーナに来てくれたファンたちや外から応援してくれたファンたち、僕の後押しをしてくれたスタッフとコーチたち、生涯の友人になるであろうチームメイトたち(あるいは対戦相手)のこと。人生の浮き沈みを家族や親しい友たちと共有できたこと。何よりも、子供たちの成長、そして父親の働く姿を見て喜ぶ彼らを見守れたこと」
「長年にわたり愛し支えてくれたサンアントニオ、そして世界中のファンたちに感謝を伝えたい」
またダンカンは同日、引退発表後初めてメディアのインタビューに応じ、引退を決意した経緯などを明かした。
「まだ現役を続けられる。やろうと思えば、まだプレーできるだろう。だが潮時なのだと思う。(バスケを)エンジョイできなくなってきたんだ。楽しくないと思う時さえあった。楽しめなくなったら終わりにしよう、僕はずっとそう考えてきた」
どうやらダンカンは本当の本当に引退してしまったようだ。
ソース:「Spurs」