ステイプルズ・センターでのダブルヘッダーは結構大変な作業
現地22日、クリッパーズとレイカーズが本拠地とするロサンゼルスのステイプルズ・センターでは2試合が行われた。
午後0時30分からクリッパーズがニューオリンズ・ペリカンズを迎え撃ち、午後6時30分からはレイカーズとフィラデルフィア・76ersが対戦。クリッパーズの試合が午後3時過ぎに終わってから、レイカーズの試合前プラクティスが始まるまでのわずかな時間で、アリーナはロブ・シティー仕様からパープル&ゴールド仕様へと変身する。
ステイプルズ・センターでのダブルヘッダーは少しも珍しい事じゃない。だが2時間弱でフロアの張り替えからシーティングの変更まで行うというのは、よく考えてみると結構すごい事だ。
▼ステイプルズ・センターのコンバージョン
フロアやシーティングの他にも、ゴールポストやバナー、一部の照明なども取り換えられる。レイカーズの試合ではコートサイド席の数を増やすため、クリッパーズフロアよりもスコアラーズ・テーブルのサイズが小さい。
ステイプルズ・センターはNHLのロサンゼルス・キングスのホームアリーナでもあり、当然ながらバスケットボールコートからホッケーリンクにコンバージョンする場合は、さらに大がかりな作業が必要となる。2012年に3チームのプレーオフが重なった時はさすがに大忙しだったようだ。
以下は、4日間で6試合(NBA×4、NHL×2)が行われる様子をとらえたタイムラプス映像。
22日のダブルヘッダーでは、ステイプルズ・センターのホームチームがそれぞれ勝利。クリッパーズはクリス・ポール、ブレイク・グリフィン、JJ.レディックの3人が20得点以上を記録し、レイカーズはジェレミー・リンがシーズンハイの29得点でチームを牽引した。
▼リトル・リンサニティ
NBAで2チームが同じホームスタジアムをシェアできるのは、スタッフたちによるスムーズなコンバージョン作業があってこそ可能になる。たまには舞台裏を覗いてみるのも面白い。
参考記事:「Reddit」