チームUSAがアルゼンチンに圧勝、新チーム結成後で初白星
東京オリンピックの男子バスケットボールアメリカ代表チームが現地13日、ラスベガスで行われたアルゼンチン代表との親善試合に108-80で圧勝。現チーム結成からエキシビションマッチ3試合目にして初白星をあげた。
この日のチームUSAは前の2試合とは違い、途中からスタミナ切れによる失速を起こすことなく終始アルゼンチンを圧倒。先発のジェイソン・テイタムが欠場したが問題なく、28-12のランで試合をスタートして主導権を握ると、そのまま最後まで二桁点差をキープする余裕の勝利を収めた。
▼ハイライト
アメリカ代表は、ケビン・デュラントとブラッドリー・ビールのチームハイ17得点をはじめ、スターター5選手全員が二桁得点をマーク。ビールは試合後、「僕たちは『危機感』をモットーにしている。今日は良いプレイができたけど、ここからもっと改善できるはず。チームとして正しい方向に進んでいるよ」と代表チームの現状についてコメントした。
敗れたアルゼンチンは、41歳のルイス・スコラが16得点/5リバウンドで奮闘。ラスベガスでのエキシビションマッチではまだ1勝もできていない。
同日の親善試合では他に、パティ・ミルズやジョー・イングルスら主力が欠場していたオーストラリア代表が、108-69でナイジェリアに圧勝。オーストラリアは今年のエキシビションマッチ3試合に全勝している。
ボックススコア:「FIBA」