ドウェイン・ウェイドがプレイオフ通算得点でバード超え
マイアミ・ヒートが現地16日、敵地のウェルズファーゴ・センターで行われたフィラデルフィア・76erとのファーストラウンド第2戦に113-103で勝利。シリーズを1勝1敗のタイに戻し、シリーズのホームコートアドバンテージを奪った。
この日のヒートを牽引したのは大ベテランのドウェイン・ウェイドで、ベンチから26分の出場で16本中11本のショートを決め、ゲーム最多の28得点をマーク。前半だけで21得点を獲得してチームに流れを呼び込むと、1ゴール差にまで迫られた第4Q終盤では、スティールからのダンクやロールマンへのアシストなどクラッチプレイを連発。さらに残り時間45秒には、ベン・シモンズの上からトドメの一撃となるジャンプショットを沈めた。
これでウェイドはプレイオフのキャリア通算得点で3910点に到達。元セルティックスのラリー・バードを抜き、歴代10位に浮上した。ウェイドの他に現役選手の中でTop20位に入っているのは、レブロン・ジェイムス(1位)、トニー・パーカー(9位)、ダーク・ノビツキー(15位)の3選手のみとなっている(ケビン・デュラントがあと77点でポール・ピアースを超えて20位に浮上)。
ついにシクサーズの連勝を止めたヒートは、ウェイドの他に、ゴラン・ドラギッチが20得点、ジェームズ・ジョンソンが18得点を記録。一方で敗れた76ersは、シモンズが24得点/9リバウンド/8アシスト、ダリオ・シャリッチが23得点で奮闘したものの、第1戦とは違いスリーポイントショットが絶不調だった(36本中7本)。
シリーズ第3戦は、現地19日にマイアミで行われる。
ボックススコア:「NBA」