ウォリアーズがホーム50連勝、カリーは3ピリオドで34得点
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地16日、オラクルアリーナで行われたニューヨーク・ニックス戦に121-85で快勝。本拠地での今季無敗記録を維持し、ホーム50連勝を達成した。
この日のウォリアーズは、チーム全体で32アシスト、54リバウンド、3P成功率48.6%(37本中18本)を記録して、終始ニックスを圧倒。第3Q終了までに33点リードを奪うと、第4Qはステファン・カリーとドレイモンド・グリーンをベンチに下げたまま、最終的に36点差での大勝を飾った。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
NYK | 19 | 27 | 18 | 21 | 85 |
GSW | 31 | 31 | 35 | 24 | 121 |
4試合連続での120点超えを果たしたウォリアーズは、カリーが3クォーターで8本のスリーを成功させ、ゲームハイの34得点をマーク。今季の通算3P成功数を330本、さらにスリー成功連続試合記録を137試合に更新した(いずれも歴代記録)。
▼カリー、ニックス戦ハイライト
他には、クレイ・トンプソンが19得点、グリーンが6得点、11リバウンド、10アシストを獲得。控えビッグマンのマリース・スペイツは、1試合での自己最多となる3本のスリーを沈め、13得点を記録している。
カリーは試合後、スペイツの新たな武器のひとつとなりつつあるアウトサイドショットについてコメント:
「今のスペイツは確実に自信をもってフロアに立っている。僕たちにとっても嬉しいことだ。彼がスリーを沈めることで、チームのラインアップとローテーションに新たな要素が付け加えられる。これからも彼にパスを回し続けるつもりだよ。観客を喜ばせられるショットだし、ベンチの士気も上がる」
スペイツは徐々にシュートレンジを広げている。過去7シーズンでの合計スリー成功数はわずか19本だったが、すでに今季は17本に成功。成功率もこれまでのキャリア平均24.1%から39.5%へと伸びた。
▼スペイツのショットチャート
これでウォリアーズの成績は、シーズン67試合終了時点で歴代最高の61勝6敗。残りのシーズンは、15試合中10試合がプレーオフチームとの対戦(3試合がスパーズ)、さらにアウェイでのバック・トゥ・バック戦が3回と、決して簡単なスケジュールではないが、12試合で勝利すれば1995-96ブルズの72勝10敗を超えて新記録樹立となる(ホームゲームは残り9試合)。
ボックススコア:「NBA」