ウェストブルックが復帰戦でキャリアハイのトリプルダブル!!
2月27日=右頬骨折。2月28日=手術。3月4日=キャリアハイ得点/リバウンド+トリプルダブル…。もしかするとサイボーグなのかもしれない。
オクラホマシティー・サンダーのラッセル・ウェストブルックが、現地4日のフィラデルフィア・76ers戦でキャリアハイの49得点、同じくキャリアハイの16リバウンド、さらに10アシストを獲得し、4試合連続となるトリプルダブルを記録した。顔の手術を受けてからわずか4日後のことだ!
この日のウェストブルックは、キャリアで初めて保護マスクを着用して試合に出場。開始直後からエンジン全開で敵陣を果敢に攻め、顔面骨折からの復帰戦とは思えないほどのアグレッシブなプレーでサンダーを勝利に導いた。
オーバータイムには5本中3本のフィールドゴールを成功させ、チームスコア13点中10点を獲得。試合時間残り30秒でフリースローラインに立った際は、客席からMVPコールが送られた。
4試合連続トリプルダブルを記録したのはウェストブルックでNBA史上6人目。1989年のマイケル・ジョーダン以来となる(7試合連続)。他にこの快挙を達成したプレーヤーは、ウィルト・チェンバレン(9試合連続)、オスカー・ロバートソン(7試合連続)、マジック・ジョンソン、モーリス・ストークスという堂々たる顔ぶれだ。
ウェストブルックは試合後、歴代のレジェンドたちと名前を並べられたことについて、「とてもありがたい気持ちだよ。でももっと重要なのは、チームが勝てているということだ」と謙虚なコメントを残した。
参考記事:「Yahoo Sports」