ウィザーズ新人のデニ・アブディヤ、デビュー戦でノーミスの15得点
NBAでは現地13日、ワシントン・ウィザーズとブルックリン・ネッツがプレシーズンゲーム初戦を対戦した。
この日の試合では、2020ドラフト9位指名でウィザーズに入団したデニ・アブディヤがNBAプレシーズンデビュー。
フォワードとして先発出場したアブディヤは、第1Q序盤にスリーポイントショットを沈めてNBA初得点をゲットすると、そこから1本もシュートを外さないまま合計24分間をプレイ。3本のスリーを含む6本中6本のフィールドゴールをパーフェクトに成功させ、15得点をマークした。
ルーキーのNBA初実戦としては素晴らしい出来だったと思う。試合は119-114でネッツが勝利した。
八村も活躍
この日のウィザーズは、ブラッドリー・ビール、ラッセル・ウェストブルック、ダービス・ベルターンスの主力3選手が欠場。若手を中心としたラインアップで試合に臨んだ。
先発出場した2年目の八村塁は、チーム最多の18得点で奮闘。ミドルレンジやペイントエリアでのショットに苦戦する場面もややあったが、スリーを4本中3本決めた他、ポンプフェイクからの3点プレイや、ケビン・デュラントの上から叩き込んだワンハンドダンクなど、ファインプレイをいくつか披露した。
KDの復帰戦
一方で勝利したネッツでは、アキレス腱断裂の怪我から復活したケビン・デュラントがついに新チームデビュー。試合開始直後にダンクで移籍後初得点とあげると、24分の出場で15得点、3アシストを記録した。
約18カ月ぶりの実戦だったデュラントだが、攻守でしっかりとフィジカルプレイができていた印象。
ヘッドコーチとしてのデビュー戦だったスティーブ・ナッシュHCは試合後、「長期離脱からの復帰にもかかわらず、ケビンのプレイはとても良く、完璧に近かった。あんな大怪我を負いながら、今の彼のレベルでいられるのは驚くべきことだろう」とデュラントの仕上がりを称賛した。
ネッツは他に、カイリー・アービングがFG9本中7本成功からチームハイの18得点をマークしている。
ボックススコア:「NBA」