【BOS-WAS第6戦】ウォールが残り3.5秒に逆転決勝スリー!!
現地12日にベライゾンセンターで行われたワシントン・ウィザーズ対ボストン・セルティックスのイースタンカンファレンス・セミファイナル第6戦は、クラッチタイムのデッドヒートを制したウィザーズが92-91で勝利。シリーズを3勝3敗のイーブンに戻し、決着を第7戦に持ち込んだ。
終盤にリードを奪い合う大接戦となったこの日の試合は、同点で迎えた第4Q残り7秒に、アル・ホーフォードがピック&ポップからロングツーをバンクショットで沈め、セルティックスが2点リードを獲得。追い込まれたウィザーズは、外せばシーズン終了というプレッシャーの中、エースのジョン・ウォールがステップアップし、残り3.5秒に逆転決勝点となるプルアップ・スリーを決め、ホームで劇的な勝利を手にした。
▼クラッチタイムハイライト
前半はFG9本中1本の3得点と精彩を欠いていたこの日のウォールだが、後半に入ってからは大きく調子を上げ、最終的に26得点、8アシストをマーク。ロサンゼルス・クリッパーズのジャマール・クロフォードは試合後、大一番で立ち上がりが最悪でも臆することなく、さらにアグレッシブにプレイして流れを引き寄せたウォールのハートの強さを称えた。
「ラストショットよりもさらに素晴らしかったのは、すべてがかかった試合でスロースタートを切った後もずっと攻め続けた彼のメンタリティーだ」
– ジャマール・クロフォード
▼スピン!
https://twitter.com/WashWizards/status/863212410173218816
ウィザーズはウォールの他に、ブラッドリー・ビールが33得点、マーキーフ・モリスが16得点をマーク。後半はウォール、ビール、モリスの3選手だけでチームの全51得点をあげた。ウィザーズがプレーオフシリーズの第7戦をプレイするのは、1979年以来約40年ぶりとなる。
セルティックスは、アイザイア・トーマスが27得点、アル・ホーフォードが20得点。同じく27得点をマークしたエイブリー・ブラッドリーは、守備でもウォールとのマッチアップで奮闘しつつ、4スティールを獲得した。
今年のプレーオフでホームチームがエリミネーションゲームに勝利したのは、この日のウィザーズが初。シリーズ第7戦は、現地15日にガーデンで行われる。
ボックススコア:「NBA」