ザック・ラビーンがキャリア初の50得点ゲームもブルズ勝利ならず
“ポスト・ジョーダン”のシカゴ・ブルズから、3人目の50点ゲーム達成者が誕生だ。
NBAでは現地4月9日、ブルズのザック・ラビーンが敵地で行われたアトランタ・ホークスとの試合で、キャリアハイとなる50得点を記録した。
この日のラビーンは、前半だけで9本中7本のスリーを沈めて39得点を獲得。前半の得点としては、2003年のコービー・ブライアント(42得点)と2016年のクレイ・トンプソン(40得点)に次いで、過去20シーズンで3位の記録。特に第2Qには完全にゾーンに入り、25連続得点をマークしている。
後半からのラビーンは、ホークスの徹底したダブルチーム戦略に苦戦。それでも後半11得点と5アシストをあげ、最終的に50得点に到達した。
ブルズの選手が1試合で50得点に届いたのは、マイケル・ジョーダンが退団した1998年以降で、ジャマール・クロフォードとジミー・バトラー(2回)に次いで3人目。なおジョーダンはプレイオフも含めると、通算で38回の50点ゲームを記録している(NBA歴代2位)。
試合後、記者から「(ブルズの50点ゲーム記録で)ジョーダンに追いつくにはあと37回」と指摘されたラビーンは、「彼は実在するのか?まるで神話だ」と失笑した。
ラビーンの記録的なパフォーマンスも空しく、ブルズは108-120で敗北。勝利したホークスは、トレイ・ヤングが42得点/9アシストで大活躍した。
ボックススコア:「NBA」