【ハイライト】ザイオンやはり怪物、センターを吹き飛ばしながらダブルクラッチで3点プレイ
2023年ドラフト1位候補指名、超大型プロスペクトであるビクター・ウェンバンヤマの話題で持ち切りとなっているここ数日のNBA界隈。だが、3年前のドラフト前には今のウェンバンヤマ以上の注目を集めていたザイオン・ウィリアムソンはやはり凄すぎる。
以下は、現地10月7日に行われたピストンズとのプレシーズンゲームでウィリアムソンが披露したハイライトプレイ。第3序盤、ウィリアムソンはDHOのフェイクからドライブで鋭くペイントエリアに切り込むと、敵センターのアイザイア・スチュワートを吹き飛ばしながらカウントワンスローのレイアップをねじ込んだ。
身長2m/体重110kgを超えるスチュワートとの接触を物ともしないフィジカルはもちろん、跳躍力と空中でのボディーバランス、さらにフィニッシュのタッチも素晴らしい。
特に滞空時間が凄まじく、空中で2回目のジャンプをしているような錯覚すら覚える。
この日のウィリアムソンは、20分の出場でFG10本中5本、FT12本中3本の13得点と、昨季全休による1年以上のブランクをまだまだ抱えている様子だったが、2020-21シーズンにみせた“フィジカルモンスター”ぶりを着実に取り戻しつつある。
昨季トレードデッドラインでエリートガードのCJ・マッカラムを獲得し、昨季プレイオフでは第1ラウンドで首位フェニックス・サンズ相手に第6戦まで持ち込んだペリカンズ。ザイオン・ウィリアムソンが健康状態を維持できるなら、激戦区のウェスタンカンファレンスにおいて、今季はもっと上を目指せるチームになれるはずだ。
ボックススコア:「NBA」