オルドリッジとミルズのシーズンハイ得点でスパーズが今季ホーム26連勝達成
現地2月1日にAT&Tセンターで行われたオーランド・マジック対サンアントニオ・スパーズ戦は、ベンチユニットの大奮闘で第4Qを制したスパーズが107-92で快勝。今季ホーム無敗を維持し、ウォリアーズに続いてシーズン40勝(8敗)に到達した。
引き続きセンターのティム・ダンカン不在で試合に臨んだスパーズは、最初の3クォーターを通してインサイドでの攻防に苦戦。2日前のキャブス戦と同様、この日もリバウンドの確保に苦しみ、最終的にマジックに合計19本のオフェンスリバウンドと54点のペイントエリア内得点を許してしまった。
試合は、ラマーカス・オルドリッジの第1ピリオド14得点により先手を取ったスパーズが、第2Q残り8分でさっそく18点の大量リードを奪う好スタートを切る。
▼セカンドユニットの見事なバックドアプレー
序盤から圧勝モード全開だったスパーズに対して、マジックは中盤から怒涛の猛反撃を展開。後半開始間もなくにスコアが逆転すると、その後はリードチェンジを繰り返し、第3Q終了時点で75-70の接戦となった。
嫌な流れで最終クォーターを迎えたスパーズだが、そこから「マッカラム/ミルズ/グリーン/アンダーソン/ウェスト」というこれまでほとんど見たことがないラインアップが大活躍し、第4Q開始5分で一気に主導権を奪取。特にパティ・ミルズとカイル・アンダーソンがステップアップしてフィールドゴールを連発し、18-8のランでリードを15点に拡大すると、そのまま最後まで二桁点差を維持したまま、今季ホーム26連勝を達成した。
▼ミルズ
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
ORL | 24 | 20 | 26 | 22 | 92 |
SAS | 35 | 17 | 23 | 32 | 107 |
スパーズは、オルドリッジが移籍後最多となる28得点、5ブロックをマーク。ミルズは13本中9本のFGを成功させ、シーズンハイタイの22得点、5アシスト、4リバウンドを記録した。
▼オルドリッジ、シーズンハイ
他には、マヌ・ジノビリが13得点、カワイ・レナードが10得点、アンダーソンが9得点をそれぞれ獲得。この日は、合計56点を挙げたベンチがスターター(51点)をアウトスコアする形となった。
「ベストな試合内容ではなかった。でもこれは層が厚いチームの利点のひとつだ。ある日はカワイ・レナードが、また別の日にはデイビッド・ウェストが勝利に導いてくれる。今夜はパティ・ミルズ、カイル・アンダーソン、そしてラマーカス・オルドリッジがその役割を果たしてくれた。常に、ほぼ必ず、誰かが応えてくれる」
– マヌ・ジノビリ
過去15試合で13回目の敗北となったマジックは、ニコラ・ブーチェビッチが20得点、ビクター・オラディポが19得点をそれぞれ記録した。
ボックススコア:「NBA」