カリーのシューティングが第1Qに爆発、ウォリアーズが開幕戦を圧勝
昨季王者のゴールデンステイト・ウォリアーズが、現地27日に本拠地オラクルアリーナで行われたニューオリンズ・ペリカンズとのシーズン開幕戦に111対95で快勝。リバウンドやペイントエリア内得点でペリカンズを圧倒し、今季1試合目からチャンピョンの強さを存分に見せつけた。
この日のウォリアーズは、昨季MVPのステファン・カリーがフィールドゴール連発のホットスタートを切り、開始8分で32点を獲得。ペリカンズは、ケンドリック・パーキンスのパワフルなポストアップで対抗するも及ばず、第1Q終盤でさっそく12点のリードを奪われてしまう。
▼パーキンス覚醒、いつの間にこんな技を!
ここからイシュ・スミスらの活躍で追い上げ、第2Q7分30秒で逆転に成功したペリカンズだが、その後すぐにウォリアーズの猛反撃を食らい、ハーフタイムで点差は再び10点。後半に入ってからは、ウォリアーズがさらにリードを拡大し、二桁台の点差を最後まで保ったまま余裕の勝利を収めた。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
NOP | 35 | 14 | 26 | 20 | 95 |
GSW | 39 | 20 | 35 | 17 | 111 |
ウォリアーズは、第1Qだけで9本のFGを成功させ24得点を挙げたカリーが、最終的に40得点、7アシスト、6リバウンドをマーク。カリーがスリーを沈めた時のオラクルアリーナの盛り上がり様は相変わらず凄い。
▼ステファン・カリーの開幕戦ハイライト
他に、鼻骨折のためマスクを着用してゲームに臨んだアンドリュー・ボガットが、12得点、5アシスト、5リバウンド、2ブロック、FG成功率100(6本中6本)で勝利に大貢献。ドレイモンド・グリーンが10得点/8リバウンド、ベンチ出場のフェスタス・エジーリが13得点をそれぞれ記録している。
▼ナイス・チームワーク
(via Splash2ndcousin)
一方で、ジュルー・ホリデーやオマー・アシック、タイリーク・エバンスなどのキーメンバー欠場で開幕戦を迎えたペリカンズは、今季にさらなる躍進が期待されるアンソニー・デイビスが絶不調のスタート。チームハイの18得点を挙げたものの、フィールドゴール成功率が20%(20本中4本)とまったくリズムに乗れず、加えて5ターンオーバー、4ファウルとミスも目立った。
▼デイビス、開幕戦ショットチャート
デイビスは試合後のインタビューで、「打ちたいショットは打てていた。普段なら決められるようなショットを外してしまった」とチームの敗因についてコメントしている。
ペリカンズは他に、開幕前日に加入したイシュ・スミスが17得点、9アシスト、3スティールの大活躍。パーキンスは16分の出場で5本中5本のFGを成功させ、10得点/4リバウンドを獲得した。
※ ※ ※
28日のオラクルアリーナでは、試合前にウォリアーズのチャンピョンシップリング授与セレモニーが執り行われた。
https://twitter.com/warriors/status/659200938859610112
ウォリアーズのチャンピョンリング。
https://twitter.com/warriors/status/659221372128759808
新ウォームアップジャケット。
https://twitter.com/NBA/status/659192970361442305
ボックススコア:「NBA」