ヒートが27点ビハインドから逆転勝利、連勝記録を24に更新!!
レブロンが古巣クリーブランドで試合。今度こそ連勝記録終わったか…。と思いきや、ヒートがやった!
20日に行われたマイアミ・ヒート対クリーブランド・キャバリアーズ。今シーズンで最もエキサイティングな試合のひとつとなった。その理由は、ヒートの連勝記録更新だけでなく、27点差をひっくり返す大逆転劇があったからだ。
レブロン・ジェームズの古巣凱旋となったこの試合。怪我で主力メンバーを欠いていたキャブスが、序盤から大量の点差をつけ、ヒートを突き離す。第3Qの7分には、キャブスのリードが27点差にまで広がった。
誰もがキャブスの圧勝を予想したが、そこからヒートは猛反撃を開始。なんと第4Q残り10分40秒には同点にまで追いついた。猛反撃をリードしたのは、もちろんレブロン:
同点の3ポイントシュートを決め、客席をにらみつけるレブロン。一体どんな気持ちだったのだろう?最初の3Qは不調だったレブロンだが、終盤に息を吹き返し、23ポイント、10アシスト、12リバウンドのトリプルダブルでチームをドラマチックな逆転勝利に導いた。
1 | 2 | 3 | 4 | Total | |
ヒート | 24 | 10 | 34 | 30 | 98 |
キャブス | 32 | 23 | 22 | 18 | 95 |
今回の勝利で、ヒートの連勝数は24に。あと9連勝すれば、1972年のレイカーズがもつ歴代NBA連勝記録に追いつく。格下のキャブスが相手だったとはいえ、残り時間約19分から27点差をひっくり返すほどのチームだ。この調子で連勝新記録を樹立するんじゃない!?と期待したい。
昨年までのヒートは、レブロンが第1Q~第3Qに活躍し、ウェイドが第4Qをクローズするというパターンが多かったが、今シーズンはレブロンが終始ゲームをテイクオーバーしている。彼のクローザーとしての成長ぶりが目に見えるようだ。
もはやヒートをビッグ3(レブロン・ウェイド・ボッシュの3人)と呼ぶことはめっきり少なくなった。完全にレブロンのチームになりつつある。
Thumbnail:「NBA -YouTube」