絶好調のマイアミ・ヒート、グリズリーズを下し13連勝
3月1日、マイアミ・ヒートが12連勝中、メンフィス・グリズリーズが8連勝中という絶好調チーム同士の対戦。ヒートが98対91でグリズリーズを破り、連勝記録を13に伸ばした。
グリズリーズのディフェンスを前に、なかなか本来のプレーができなかったレブロン・ジェームズ。試合は大接戦のまま第4Qに突入した。ここからレブロンが大爆発。第4Qだけで14得点、4アシスト、4リバウンドをマーク。試合時間残り25秒には、グリズリーズを2ゴール差に引き離す3ポイントシュートを決め、MVP最有力候補として勝負強さを存分に見せつけた。
レブロンの他には、ドウェイン・ウェイドが22得点、シェーン・バティエが14得点をマークし、ヒートの勝利に貢献した。レブロンの最終的なスタッツは、18得点、10アシスト、8リバウンドで、シュート成功率は14本中4本。
▼レブロンからウェイドへの超ロング・アリウープパス
マイアミのヘッドコーチ、エリック・スポールストラ監督はこの日の勝利について、「今シーズンの中でもいい勝ち方ができたゲームだと思う」と語った。
一方のメンフィスは、マーク・ガソルがゲームハイとなる24得点を獲得。残り42秒で1点差に詰め寄るも、逆転にはあと一歩及ばなかった。’
プレイオフがあと1カ月あまりに迫るなか、ディフェンディング・チャンピオンのヒートがギアを上げ始めたというところか。この調子でプレイオフに突入できれば、イーストのトーナメントをスイープしてしまいそうな気もする。それほど今のヒートはダントツで強い。
3日には、現在イースト2位のニューヨーク・ニックスとの試合が控えている。今シーズンはニックス相手に2連敗を喫しているだけに、ヒートのメンバーも相当気合を入れて臨むことだろう。プレイオフ並みの激しいゲーム展開が期待できそうだ。
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