TunaDrama
  • Home
  • ブログ
  • News
  • Video
  • FIBA
  • Twitter
  • Facebook
ジョージ・ヒル トレード
2018 12 9

キャブスがジョージ・ヒルをバックスへトレード放出

キャブス, ジョージ・ヒル, トレード, バックス 0

NBAでは現地7日、クリーブランド・キャバリアーズとミルウォーキー・バックス、ワシントン・ウィザーズの間で3チームトレードが成立。ガードのジョージ・ヒルがバックスに移籍し、マシュー・デラベドバがキャブスに復帰することが決まった。

トレードの詳細は以下の通り:

  放出 獲得
キャブス ジョージ・ヒル
サム・デッカー
マシュー・デラベドバ
ジョン・ヘンソン
ドラフト1巡目指名権
ドラフト2巡目指名権
バックス マシュー・デラベドバ
ジョン・ヘンソン
ドラフト1巡目指名権
ドラフト2巡目指名権
ジョージ・ヒル
ジェイソン・スミス
ドラフト2巡目指名権
ウィザーズ ジェイソン・スミス
ドラフト2巡目指名権
サム・デッカー

キャブスは上のトレードに加え、自身の2021年ドラフト2巡目指名権をウィザーズの2022年ドラフト2巡目指名権とスワップしている。

今回のトレードにより、バックスは来夏FAに向けたサラリーダンプに成功した。2019-20シーズンまで契約が残っていたデラベドバとヘンソンを放出したことで、2019年のキャップスペースから約2000万ドルを削減。代わりに獲得したスミスは今季で契約終了、ヒルは来季年俸1800万ドルのうち保障サラリーが100万ドルのみ。

これでバックスは、来夏FAでタックスラインを超過することなく、主力のクリス・ミドルトンやエリック・ブレッドソー、マルコム・ブログドンと再契約を結ぶことができる(ミドルトンはかなりの高額になるはず)。もしミドルトンとブレッドソーとの再契約に失敗した場合も、サラリーキャップに約4000万ドルのスペースができるので、FAである程度の戦力補強が可能だ。

バックスにとっては、ローテーションから外れていたデラベドバ、負傷離脱中のヘンソンと交換で、バックコートを戦力強化できたのも大きい。ヒルはスポットアップスリーに強く、それほどボールを必要としないタイプのガードなので、スペーシングに重点を置く今季バックスオフェンスとの相性は良いだろう。マイク・ビューデンホルツァーHCは、スパーズ時代にアシスタントコーチとしてヒルを指導した経験もある。

サラリー削減とバックアップPG獲得を同時に達成できたとはいえ、ドラフト1巡目指名権を手放すことになったので、決して安い買い物ではない。ただキャブスへの指名権の譲渡はまだまだ先の話。今のバックスが最優先すべきことは、今後2年で優勝を狙えるチームを作り、3年後に契約満期となるヤニス・アデトクンボに再契約したいと思わせる環境を作ることだ。

ESPNによると、バックスが放出したドラフト1巡目指名権(2021年)はプロテクション付き。2021年が1位~14位保護、2022年が1位~10位保護、2023年が1位~10位と25位~30位保護、2024年が1位~8位保護となっており、2025年まで持ち越された場合は2巡目指名権2つに変わるという。がっちりと上位プロテクションを付けているので、もし将来的にアデトクンボが退団するという最悪の事態になった場合、指名権を失わずに済むかもしれない。

今回のトレードが正しい決断だったかどうかは、今季プレイオフや来夏FAでの出来栄え次第だが、方向性は間違っておらず、ローリスク・ハイリターンなギャンブルだと言えるだろう。

OFFICIAL: Welcome back, @matthewdelly!

DETAILS: https://t.co/m7GaV2oxa2 pic.twitter.com/Uej7bLQGF6

— Cleveland Cavaliers (@cavs) December 8, 2018

一方のキャブスは、サラリーキャップを売る(不良債権を引き受ける)ことで将来のアセット獲得に成功。これで本格的な再建モードに突入だ。初優勝のメンバーだったデラベドバの復帰は、ファンたちから大歓迎されるだろう。

今オフにケビン・ラブと4年/1億2000万ドルの大型契約を結び、レブロン退団後もプレイオフ進出を目指す姿勢を見せていたキャブスだが、予想以上の低迷でシーズンをスタートし、開幕からわずか2週間でタロン・ルーHCを解任。11月末には、大ベテランのカイル・コーバーをトレード放出した。今季トレードデッドラインまでにラブを放出する可能性も十分にある。

Image by Erik Drost

参考記事:「NBA」

紙コップに怒りをぶつけたルディ・ゴベアが開始3分で退場 ラウリ・マルカネンがOKC戦で決勝レイアップ

Related Posts

ウォリーアズ 5連敗

ブログ

カリーの47得点でウォリアーズ5連敗脱出、バックスはついに今季初黒星

バックス 7連勝

ブログ

バックス開幕7連勝、球団最長記録に並ぶシーズンスタート

ドノバン・ミッチェル キャブス

ブログ

キャブスがオールスターのドノバン・ミッチェルをトレードで獲得

ジェイソン・テイタム 46得点

ブログ

セルティックスのジェイソン・テイタム、負けたら終わりの第6戦で46得点の躍動

特集

  • マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    マブスのリック・カーライルHC「ポストアップは時代遅れ」

    2020年6月3日
  • カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    カワイ・レナードがフロアにいるとスパーズの失点が増えるのはなぜ?

    2016年12月31日
  • アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    アキーム・オラジュワン 「ビッグマンは滅びない」

    2017年10月10日
  • ステフィン・カリーがプレイオフ含むキャリア3P成功数で歴代首位に浮上

    ステフィン・カリーがプレイオフ含むキャリア3P成功数で歴代首位に浮上

    2021年11月15日
  • ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    ステフィン・カリーが再び40得点、教科書に載せるべき第4Qパフォーマンス

    2021年11月20日
  • NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    NBA史上最大の番狂わせ:「We Believe」ウォリアーズが1位シードのマブスを撃破

    2020年5月6日
  • 歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    歴代NBA選手の通算勝率ランキングTop10

    2020年5月12日
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?

    2020年2月19日
  • ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    ベスト・オブ・2016-17: キャブスのハイポストプレイ

    2017年7月27日

NEW

  • クリス・ポール ウォリアーズウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • デイミアン・リラード トレード 2023デイミアン・リラード、もしトレードされるなら「マイアミかブルックリンがいい」
  • スパーズ 1位指名スパーズがウェンビー争奪戦に大勝利、2023NBAドラフト1位指名権獲得!!
  • ヨキッチ 53得点センターとしてプレイオフ史上2人目の50得点超え、ヨキッチが快挙達成も勝利ならず
  • 動物 NBA2023NBAプレイオフ第1ラウンド:動物系チームが全滅
  • ジミー・バトラー 56得点ジミー・バトラーが自己ベスト56得点、ヒートのプレイオフ球団新記録を樹立
  • マルコム・ブログドン シックスマンセルティックスのマルコム・ブログドンが2022-23シックスマン賞受賞
  • ドレイモンド・グリーン 出場停止 2023サボニス踏みつけたドレイモンド・グリーン、1試合の出場停止処分へ
  • ウルブズ ヒート 2023ウルブズとヒートが8位シードで2023プレイオフ進出へ
  • マブス 敗退スターデュオ不発、マブスが4年ぶりのレギュラーシーズン敗退へ

ポピュラー

  • バックボードを粉々にしたマイケル・ジョーダンのダンク、1985年
    バックボードを粉々にしたマイケル・ジョーダンのダンク、1985年
  • 【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
    【フォーブス誌調べ】歴代アスリートの生涯収入ランキング: ジョーダンが今なお1位
  • カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
    カワイ・レナード、やっぱり手が巨大だった
  • 【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
    【天才=努力】「なぜコービーはすごいのか?」がよく理解できる裏話10個
  • NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?
    NBAで最も多くのブザービーターを決めた選手は誰?
  • ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
    ケビン・ガーネットがティム・ダンカンとの「トラッシュトーク」を語る
  • 【初笑い】NBAプレーヤーたちの顔写真を重ね合成
    【初笑い】NBAプレーヤーたちの顔写真を重ね合成
  • セルティックス、2017ドラフト1位指名権を放出へ
    セルティックス、2017ドラフト1位指名権を放出へ
  • ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
    ウォリアーズ新加入のクリス・ポール、移籍後初会見でしわくちゃのユニフォームを渡される
  • NBAスターのかわいらしい子供時代の写真18枚
    NBAスターのかわいらしい子供時代の写真18枚

ランダム

  • ラプターズ 優勝アメリカのほぼ全土がラプターズ優勝を望んでいる?
  • ビンス・カーター 最後ビンス・カーター 「もし今夜が最後だとすれば、ずっと忘れない思い出になる」
  • プレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク 2020-21 第17週ランドルとカリーが2020-21第17週のプレイヤーズ・オブ・ザ・ウィーク選出
  • デビン・ブッカー 70得点デビン・ブッカー、史上最年少で70得点
  • カイリー・アービング トレードカイリー・アービング、キャブスからの離脱を希望?

アーカイブ

About

  • Home
  • Privacy Policy
  • About

NBAサイト&ブログ

  • Bulls Fan in Japan (シカゴ・ブルズのファンサイト)
© TunaDrama 2025
Powered by WordPress • Themify WordPress Themes