カリーとグリーンのクラッチプレーでウォリアーズが19連勝達成
クラッチタイムにリードチェンジを繰り返す大接戦となった現地11月30日のゴールデンステイト・ウォリアーズ対ユタ・ジャズ戦は、ステファン・カリーがラスト1分で5得点を挙げ、ウォリアーズが106-103で辛勝。11月を無敗で切り抜け、開幕連勝記録を19に伸ばした。
大部分でウォリアーズが主導権を握ったこの日の試合だが、ジャズはウォリアーズのアーリーオフェンスやファーストブレイクを最小限に抑えるスローペースな展開に持ち込んで善戦。後半開始直後に11点ビハインドに陥るも、そこから40-26のランで猛反撃を仕掛け、第4Q残り7分で3点差を奪うことに成功する。
しかしその直後にカリーがフロアに戻ると、最初のポゼッションでさっそくプルアップスリーを沈めて、試合は同点。
そこから両チームともフィールドゴールの応酬でリードを奪い合った後、同点で迎えた残り時間52秒で、カリーがクロスオーバー・ステップバックからリードを3点にするクラッチースリーに成功。
さらに、ジャズが逆転を狙ったラストポゼッションでは、ドレイモンド・グリーンが巨人たちの中からディフェンスリバウンドを奪い取る超ファインプレーをみせ、ウォリアーズが大接戦を制した。
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Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
GSW | 27 | 26 | 30 | 23 | 106 |
UTA | 20 | 28 | 29 | 26 | 103 |
ウォリアーズは、カリーが8本中4本のスリーを成功させ、ゲームハイの26得点を記録。同じくスリー4本を沈めたクレイ・トンプソンが20得点、グリーンは20得点、9リバウンド、7アシストと引き続きオールラウンドなパフォーマンスで勝利に大貢献している。
またこの日は、ショーン・リビングストンが今季初かつキャリア11本目(レギュラーシーズン)のスリーポイントシュートに成功。イアン・クラークは第2Q終盤にステップアップして4本連続でスリーを決め、オフェンス面でハリソン・バーンズ不在の穴を埋める活躍をみせた。
▼カリー、26得点
一方のジャズは、ゴードン・ヘイワードがチームハイの24得点、4アシストをマーク。デリック・フェイバーズはインサイドからミドルレンジまで幅広いオフェンスを披露し、23得点、10リバウンドのダブルダブルを獲得した。
▼フェイバーズ
他には、ルディ・ゴベールが13得点、11リバウンドと、ジャズはフロントコート陣が奮闘。このチームに優秀なPGが加われば大化けしそうな予感がする。
ボックススコア:「NBA」