ネッツがアンソニー・ベネットを解雇
ブルックリン・ネッツが現地9日、フォワードのアンソニー・ベネットをロスターからウェイブしたことを発表した。
2013年にクリーブランド・キャバリアーズからドラフト1位指名を受け、大きな注目が集まったベネットだが、毎年チームを転々とすることとなり、デビューから3シーズン半で4チームに在籍。合計151試合に出場し、4.4得点、3.1リバウンドを平均した。
2014年にアンドリュー・ウィギンスと共にミネソタ・ティンバーウルブズへとトレード移籍するも、オールスター・ブレイク後の怪我でローテーションから外れて、シーズン終了後に解雇。翌2015-16シーズンは、母国チームのトロント・ラプターズと契約するが、プレータイムをほとんど稼げず、プレーオフを迎えることなく3月にウェイブされている。
2016年のオフシーズンには、カナダ代表として出場したオリンピック最終予選での活躍を評価され、ネッツとミニマムサラリーで契約。23試合に出場して平均5.0得点、3.4リバウンドを記録した。
▼シーズンハイライト
ドラフト1位指名の選手が、大きな怪我などなく、デビューから3~4年で何度も解雇されるというのは前例がない。ベネットは現在23歳で、アスリートとしてはまだまだこれからだが、ボトムチームのネッツでもダメとなると、このままNBAからフェイドアウトしていきそうな感じもする。
なおベネットをウェイブしたネッツは、クインシー・エイシーと契約する予定だという。
参考記事:「Brooklyn Nets」