オースティン・リバースはクリッパーズ残留へ
FAのオースティン・リバースが、来季からも父親ドック・リバースの指揮下でプレーする決断を下した。
リバースは現地2日、ロサンゼルス・クリッパーズと再契約で合意したことを自身のInstagram投稿で発表。ESPNによると、オファー内容は3年/3500万ドルで、最後の年がプレーヤーオプションとなる。昨季の310万ドルから大幅な年棒アップだ。
「クリッパーズに戻ってこれるのは嬉しい。ワクワクしている。新たなシーズン。夏のハードワークが待っている。クリッパーズのユニフォームを再び身にまとい、コートに戻るのが待ち遠しいよ」
– オースティン・リバース
昨季のリバースは、67試合の出場でキャリアベストの8.9得点、FG成功率43.8%を平均。シーズン最後の試合となったブレイザーズとのプレーオフ第1ラウンド第6戦では、顔面に肘を受けて11針を縫う怪我を負いながらも、エース2人が不在だったクリッパーズを牽引し、21得点、8アシスト、6リバウンドを記録するという印象深いパフォーマンスをみせつけた。
なおクリッパーズは同日、ウェスリー・ジョンソンとも3年/1800万ドルの再契約で合意。クリッパーズもケビン・デュラント争奪戦に名乗りをあげたチームの一つで、そのため他の選手たちとの交渉を保留にしていたが、今回のリバースとジョンソンの再契約合意は、デュラント獲得を完全に諦めたというサインなのだろう。
参考記事:「ESPN」