ブレイザーズがパウ・ガソルをウェイブ
ポートランド・トレイルブレイザーズが現地20日、左足の手術からのリハビリ中だったパウ・ガソルを解雇したことを発表した。
今年5月に疲労骨折で右足を手術したガソルは、7月末に1年/260万ドルのベテランミニマムでブレイザーズと契約。当初の見込みよりもリハビリの期間が延びることが分かったため、今回チームと決別することとなった。
ガソルとブレイザーズとの契約には、もしケガが長引いた場合にロスター枠を空けるためガソルを解雇できるという条項が盛り込まれていたという。
ガソルは同日、Twitterを更新して動画で近況と今後の予定を報告。ロスターから外れることとなったが、これからもポートランドで復帰に向けてリハビリに励むつもりだと説明した。
https://twitter.com/paugasol/status/1197276671763722242
「僕は今でもバスケを始めた頃と同じ情熱を持っている。愛するバスケットボールをプレイし続けるために怪我を完治させること: その目標を胸に全力でリハビリに取り組んでいく。これからもポートランドでリハビリを続ける。その過程で、選手とは違う役割からチームに貢献するための道を球団と共に模索していくつもりだ」
– パウ・ガソル
今年で39歳になったガソルは、キャリア18シーズンで17.0得点、9.2リバウンドを平均。2002年の新人王受賞に始まり、2度の優勝、6回のオールスターと4回のオールNBAチーム選出など、バスケットボール殿堂入り確実といえる肩書を持っている。昨季は怪我に悩ませ続け、わずか30試合の出場にとどまった。
参考記事:「NBA」