ディオン・ウェイターズ、OKCからヒートに移籍
現地25日、ドウェイン・ウェイドの移籍によりウィングの補強を必要としていたマイアミ・ヒートが、2012年ドラフト4位指名のディオン・ウェイターズと契約を結んだ。
『The Verticle』のAdrian Wojnarowski記者によると、ウェイターズの契約内容は年棒290万ドルの2年契約で、2年目はプレーヤーオプションになるとのこと。今夏FAのサラリーやウェイターズのプレーオフでの活躍を考えるとすごく安い。ウェイターズは、もう少し早い時期にサンダーのクオリファイングオファー(680万ドル)に合意することもできたが、チームが7月17日にオファーを破棄したため、制限なしのFAとなっていた。
昨季ウェイターズは、スタメン15試合を含む78試合に出場し、キャリア4年目にしてワーストとなる9.8得点を平均。契約最後年のレギュラーシーズンではあまり強い印象を残せなかったものの、プレーオフではスリー成功率37.5%を記録した他、カワイ・レナードやドレイモンド・グリーンら自分よりもサイズの大きなプレーヤー相手に好守備を披露するなど、サンダーのプレーオフランに大貢献している。
これまでは、ショットクロックの早い段階で突然ドリブルからステップバックのタフショットを放ったりと、ややセルフィッシュな個人技が目立つことも多かったウェイターズだが、昨季はバスケットへのドライブやキャッチ&シュートが増えた印象で、ロールプレーヤーとしての順応、さらには3&Dプレーヤーとしての成長を徐々に見せつつあった。
▼シーズンハイ25得点
ここ2シーズンは、レブロン・ジェイムスやケビン・デュラント、ラッセル・ウェストブルックら、スーパースターのサポート役に回ってきたウェイターズだが、来季はメインオプションの1人として活躍する機会が増えるかもしれない。
参考記事:「Yahoo Sports」