スパーズ、背番号「21」を永久欠番に
昨季いっぱいで現役を引退したティム・ダンカンの背番号21が、年内に永久欠番となることが決定した。
現地16日、サンアントニオ・スパーズは、12月18日に本拠地で行われるニューオリンズ・ペリカンズ戦で、ダンカンの永久欠番セレモニーを開催することを発表。AT&Tセンターにユニフォームが掲げられるのは、ジェームズ・サイラス(13)、デイビッド・ロビンソン(50)、ジョニー・モア(00)、エイブリー・ジョンソン(6)、ジョージ・ガービン(44)、ショーン・エリオット(32)、ブルース・ボウエン(12)に次いで、ダンカンが球団史上8人目となる。
ダンカンは19シーズンのキャリアで19.0得点/10.8リバウンド/3.0アシスト/2.2ブロックを平均し、5回のNBA制覇、2回のMVP受賞、15回のオールスター/オールNBAチーム選出を達成。通算得点(2万6496)、リバウンド(1万5091)、ブロック(3020)、出場時間(47368)、出場試合数(1392)でスパーズの球団記録を保持しており、リーグ全体ではブロックとダブルダブル数(841)で歴代5位、リバウンドで歴代6位、得点で歴代14位となっている。
ダンカンが在籍中のスパーズは、19年間のスパンにおけるNBA史上最高成績となるレギュラーシーズン1072勝438敗を記録。毎年勝率6割超えでプレーオフ進出を果たした。
またプレーオフでは、合計251試合で20.6得点、11.4リバウンド、3.0アシストを平均。通算ダブルダブル(164)とブロック(568)でポストシーズン歴代1位、リバウンド(2859)で歴代3位をマークしている。
なおダンカンは、引退後もたまにスパーズの練習に顔を出している様子。グレッグ・ポポビッチHCもダンカンと頻繁に連絡を取り合っているらしく、投げキスの絵文字などを使いながら、「恋人同士のようにいつもメールのやり取りをしている」とジョークを交えて記者たちに語った。
▼軽く練習に来たダンカン
ソース:「Spurs」