ホークスがパーカー放出でキングスからデドモン獲得へ
オフシーズンにアトランタを巣立っていったばかりのドウェイン・デドモンが、ドラフト指名権を引き連れて戻って来る。
ESPNによると現地5日、アトランタ・ホークスとサクラメント・キングスの間でトレードが成立。ホークスはフォワードのジャバリ・パーカーとセンターのアレックス・レンを放出し、キングスからデドモンとドラフト2巡目指名権2つ(2020年と2021年)を獲得する。
デドモンは2017-18シーズンから2年間をホークスでプレイし、10.4得点、7.7リバウンドを平均。ホークス時代はストレッチビッグとして活躍したが、新天地のキングスでは開幕数試合で先発出場するもミスばかりが目立ち、すぐにベンチに降格。年明けには、出場機会を得られないことを理由にトレードを公に要求して、リーグから罰金処分を食らっていた。
ホークスは前日に4チームトレードでロケッツからクリント・カペラを獲得したばかり。デドモンは主にバックアップセンターを務めることになるだろう。
デドモンのサラリーは、今季を含めて3年/4000万ドル(契約最終年の2021-22はノンギャランティ)。ジョン・コリンズと攻守で上手くフィットできた実績があるとはいえ、控えセンターに年俸1300万ドルを費やすのは今のリーグ基準で考えると理想的ではない。
ただ2020年のFAは不作の年とされているので、今の内に来季に向けた戦力補強を済ませておくのは悪いアイデアではないと思う。トレイ・ヤング、カペラ、コリンズをコアに据える来季ホークスは、とても楽しみなチームの一つだ。
参考記事:「ESPN」