アイザイア・トーマス、クリッパーズから解雇でFAに
ロサンゼルス・クリッパーズのローレンス・フランク球団社長が現地8日、ガードのアイザイア・トーマスをウェイブしたことを正式に発表した。
トーマスは、2月6日の3チームトレードでワシントン・ウィザーズからクリッパーズへと移籍したばかり。トーマス解雇により、クリッパーズはロスター枠の空きが2つになる。
今季のトーマスは、ウィザーズでの40試合で12.2得点、3.7アシストを平均。スリー成功率41.3%とシューティングの調子は良かったものの、やはりボストンでオールNBAチームに輝いた頃のスピードとクイックネスは取り戻せていない。
▼ウィザーズに感謝のメッセージ
「チャンスを与えてくれたウィザーズ、ありがとう。おかげで僕は、自分が健康であること、そしてまだ高いレベルでプレイできるということを世界中に示せた。コーチやチームメイト、球団のスタッフ全員に感謝。君たちはオン/オフコートの両方で僕に大きなインパクトを与えてくれた」
– アイザイア・トーマス
▼シーズンハイはピストンズ戦での23得点
トーマスは前日の2月7日に31歳になったばかり。今季中に復帰するチャンスはまだ残っているが、ディフェンス面での欠点を考えると、プレイオフチームのロスターに入るのは難しいだろう。
なお同日のNBAでは他にも、シャーロット・ホーネッツが2012年ドラフト2位指名のマイケル・キッド・ギルクリストとの契約バイアウトに合意。ダラス・マーベリックスがギルクリスト獲得に関心を示しているという。
参考記事:「NBA」