ジェイソン・テリーがミルウォーキー・バックスに移籍
ミルウォーキー・バックスが現地22日、ベテランガードのジェイソン・テリーと正式に契約を結んだことを発表した。
契約内容について、チームは詳細を公表していないが、現地メディアの報道によると、1年間の契約になる様子。2010-11シーズンにダラス・マーベリックスの一員として、共にチャンピオンシップを勝ち取ったバックスのジェイソン・キッドHCは、テリーの経験とリーダーシップに大きな信頼を置いている。
「ジェイソンはベテランのリーダーシップとシューティングをチームにもたらしてくれる。彼はコートの上でも、コートの外でも、真のプロフェッショナルだよ。…ジェイソンは彼の知識をもって、ベンチから必ずチームの助けになってくれるだろう。まだ彼の中にガソリンは残っているはずだ」
– ジェイソン・キッドHC
契約発表から間もなく、テリーもTwitterでバックスへの移籍を報告:
「旅路を続けられるようにしてくれた神、家族、バックス、そしてジェイソン・キッドに感謝したい」
今年の9月に39歳となる大ベテランのテリーは、キャリア17シーズンで14.3得点、4.1アシストを平均。レギュラーシーズンのキャリア通算スリー成功数では、レイ・アレン、レジー・ミラーに次いで、歴代3位の記録(2169本)を持っている。
▼テリー、2015-16シーズンハイ19得点
これで、来季の契約がひとまず確定している90年代ドラフト組の選手は、テリー、マヌ・ジノビリ、ビンス・カーター、ポール・ピアース、ダーク・ノビツキー、ケビン・ガーネットの6人となった(KGの現役続行は未定)。なお今夏のバックスは、レイ・アレンとの契約も検討しているという噂が出ていたが、今回のテリー獲得でその可能性もほぼゼロになったとみられる。
参考記事:「NBA」