ジョーダン・ファーマーが再びLAに、レイカーズは2連覇チームの再現してる?
ロサンゼルス・レイカーズが17日、FAのジョーダン・ファーマーと正式に契約を結んだことを発表した。
ファーマーは、2006年にレイカーズにドラフトされてから2010年まで同チームでプレーしており、レイカーズ2連覇時代の主要メンバーでもある。移籍後はネッツで2シーズンプレーし、昨季はトルコのチームに所属していた。
レイカーズへの復帰が決定し、ファーマーは「とても親近感がある。まるでずっとここにいたような気分だ」と語った。それもそのはず。ファーマーは生まれも育ちもロサンゼルス。大学もUCLAに通い、そのまま憧れのレイカーズに入団した。生粋のLA人で、地元ファンからの人気も高い。レイカーズへの思い入れは恐らく誰よりも強いはずだ。
ファーマーのキャリア平均成績は、7.7得点、2.8アシスト。今季でプロ8年目のベテラン選手ながら、26歳とまだまだ若く、スティーブ・ナッシュのバックアップPGとして活躍することが期待される。
ファーマー獲得のニュースを聞いて思ったのだが、レイカーズは2連覇時代のメンバーを再結成しようとしているのだろうか?というのも、7月にFA交渉が解禁された直後、レイカーズがラマー・オドム獲得を検討しているという報道がESPNからあった。さらにサーシャ・ブヤチッチにも興味ありとの情報もある。
この3人をコービー、ガソルと合わせれば、2009年のレイカーズが半分出来上がりだ。後は、デリック・フィッシャーの代わりにナッシュ、アンドリュー・バイナムの代わりにFAで加入したクリス・ケイマンがいる。そう考えると、来季のレイカーズは結構いいところまでいけそうな気もする。
ただやはり問題は、コービーのアキレス腱とチームの高齢化だ。仮にスタメンが、ナッシュ、コービー、オドム、ガソル、ケイマンになった場合、平均年齢は34.2歳に達してしまう。昨季同様、今シーズンも体調管理が重要な課題となる。
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参考記事:「usatoday.com」