レブロンのシューティングチャート、昨季と今季のFG%を比較
以前マイケル・ジョーダンが、「レブロン・ジェームズをガードするなら左サイドから攻めさせるべき」と言っていた。レブロンが右側から攻めるときは、インサイドにドライブする場合が多い。反対に左から攻めるときは、ジャンプシュートが多いのだという。
ジョーダンいわく(via ESPN):
「もし私がレブロンをガードするなら、左から攻めさせるようにする。そうすればやつは十中八九ジャンプシュートを打つだろう。もしやつが右に行けば、ゴール下まで攻めてくる。そうなると止められないんだ。だから右には行かせない」
– マイケル・ジョーダン
レブロンの昨季のスタッツをみてみると、ジョーダンの分析が的を得ていることがわかる。
2012-13シーズン、レブロンのシューティングチャート
ジョーダンの言う通り、ミドルレンジからのシュート本数は左サイドの方が圧倒的に多い。
レブロンの昨季のフィールドゴール成功率は56.5%。ゴール下サークル内での72%という驚異的な成功率を考えると、やはり出来るだけ左に誘い込んでジャンプシュートを打たせ、外れることを祈るのが、レブロンとマッチアップする際のベストオプションだ。
しかし今季は少し様子が違う。左サイドからのミドルレンジが多いのには変わりないが、その成功率が飛躍的に上がっているのだ。
2013-14シーズン、レブロンのシューティングチャート
まだまだサンプルが少なく、1試合でパーセンテージが大きく変わってくるため、正確なデータとは言えないが、今季は左ミドルの成功率が50~70%と大幅に上昇している。もしかして特訓したのだろうか?
インサイドの得点力は、相変わらずの怪物っぷり。さらに47.7%の確率でスリーポイントを沈めている。
レブロンは今季14試合で26.1得点、6.7アシスト、5.9リバウンドを平均。スタッツは昨季よりやや落ちたものの、キャリアベストとなるFG成功率59.8%とフリースロー成功率80.5%をキープしている。いよいよ隙がなくなってきた。
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ソース:「Reddit」