ジョシュ・スミス、トレードでロケッツに復帰
現地1月22日、ロサンゼルス・クリッパーズとヒューストン・ロケッツとの間でトレードが成立。フォワードのジョシュ・スミスが再びロケッツの一員となった。
報道によると、クリッパーズはスミスと共に、Sergei Lishouckのドラフト交渉権、そしてスミスのサラリーをカバーするためのキャッシュをロケッツに放出。その見返りとしてロケッツからMaarty Leunenの交渉権を獲得した。このトレードにより、クリッパーズは約200万ドルのラグジュアリータックスを節約できるという。
今年のオフにミニマム契約でクリッパーズに移籍したスミスは、プレーメイクができる控えビッグマンとしての活躍が期待されていたが、なかなかプレータイムを稼ぐことができず、今季32試合の出場でキャリアローとなる5.7得点、3.9リバウンド、1.1ブロックを平均。ブレイク・グリフィンが12月末に離脱してからもベンチウォーマーの日々が続き、ここ14試合中10試合でDNPと、完全にローテーションから外れていた。
「スミスはとても素晴らしいチームメイトだったが、上手く機能しなかった。よって我々は別の方向に進むことに決めた」
– ドック・リバースHC
▼ロケッツはスミスの復帰を大歓迎
https://twitter.com/HoustonRockets/status/690707431249154049
スミスはトレードの直後に行われた23日のロケッツ対バックス戦にさっそく出場。FG10本中1本成功の2得点とスコアリングは振るわなかったものの、6アシスト、5リバウンド、3ブロック、2スティールとオールラウンドプレーで貢献した。
「ワクワクしている。最高の気分だ。初めから去るべきではなかった場所なのかもしれない」
– ジョシュ・スミス
▼ナイスパス
https://twitter.com/HoustonRockets/status/690712390984450048
昨季のスミスは、ピストンズから解雇された後、ロケッツでの55試合で平均12.0得点、6.0リバウンド、2.6アシストを記録。ウェスタンカンファレンス・セミファイナル第6戦では19得点を挙げ、シリーズ大逆転劇の起爆剤となった。もし今年のプレーオフ第1ラウンドでクリッパーズとロケッツが対戦すれば、ちょっと面白いことになりそうだ。
参考記事:「Yahoo Sports」