マイケル・ビーズリーがバックスへトレード移籍
ミルウォーキー・バックスが現地22日、ヒューストン・ロケッツとの間でトレードが成立したことを発表。ガードのタイラー・エニスを放出し、見返りにフォワードのマイケル・ビーズリーを獲得した。ビーズリーにとっては、バックスがNBAキャリアで5つ目のチームとなる。
「マイケルのようなスキルセットを持った選手をチームに加えることができて嬉しい。彼は、我々が前々から目を付けていた選手で、トレーニングキャンプやシーズンを通して切磋琢磨する彼の姿を見られるのを楽しみにしている」
– ジョン・ハモンド、バックスGM
ビーズリーの背番号は9番になるとのこと。
バックスでは、チームのリードスコアラーであるクリス・ミドルトンが、ハムストリングの負傷により長期離脱することとなった。ミドルトンは、守備の重要なピースでもある。今回のビーズリー獲得により、ディフェンス面では不安が残るものの、ウィングのオフェンス面ではそれなりの補強に成功したといえるかもしれない。
数年前にはNBAからフェードアウトしそうな雰囲気さえあった2008年ドラフト2位指名のビーズリーだが、中国リーグでMVPを獲得するなどの大活躍をみせた後、昨季3月にロケッツとシーズン契約。ベンチの得点源として活躍し、20試合で12.8得点、4.9リバウンド、FG成功率52%を平均した。
▼シーズンハイ30得点
一方で、ロケッツが獲得したタイラー・エニスは、昨季46試合で平均4.5得点、2.1アシストを記録。あまり目立った活躍は出来なかったが、まだ22歳と若く、ポイントガードのバックアップを必要としていたロケッツでは、もう少しプレータイムを稼げるようになるかもしれない。
ソース:「NBA」