ティム・ダンカン、スパーズ選手の確定申告を全面サポート
2016年に現役を引退したスパーズレジェンドのティム・ダンカンは、ユニフォームを脱いだ後も変わらず選手たちの心の支えであり続けようとしている。
現地メディアの報道によれば、ダンカンは3月末にスパーズの練習施設に顔を出し、選手全員分の確定申告を代行することを申し出た模様。プレイオフ進出をかけて厳しい戦いが続いているプレイヤーたちの負担を少しでも軽減させるのが目的だとみられる。現役時代のダンカンは節税に定評のある選手でもあった。米国の2017年度分確定申告の提出期限は、2018年プレイオフ開幕の3日後の現地4月17日となっている。
また現地29日にAT&Aセンターで行われたオクラホマシティ・サンダー戦では、85-85の同点で迎えた第4Q残り6分台でのタイムアウトの際に、試合観戦に訪れていたダンカンがスパーズベンチに駆け付け、「源泉徴収票(W-2)を3日以内に必ず提出するように」と選手たちを激励した。
「いいかみんな、今季もレギュラーシーズンは残りわずか。そこまで言えばわかるはずだ。近日中に私のところまで源泉徴収票やエンドースメント収入の詳細など必要書類を持ってくること。それからマヌ、もし君が収入の37%以上を海外に送金しているのならば教えてくれ。その場合、提出書類が大きく異なってくるからな」
– ティム・ダンカン
タイムアウトの後、スパーズは残りの6分間を18-14でアウトスコアし、ダンカンの現役最後の対戦相手だったサンダーを破った。
なおこのニュースは、アメリカの風刺/パロディーニュースサイト『The Onion』の記事を参考にしながら勝手に作成したもの。エイプリルフール用のネタ記事なので、内容に真実は一つもなく(スパーズがサンダーに勝利したこと以外は)、ダンカンはチームの確定申告を代行したりしない。
Image by aaronisnotcool
参考記事:「The Onion」