ウォリアーズ、新スタジアム設置でチーム名変更を検討中
ゴールデンステイト・ウォリアーズが“サンフランシスコ・ウォリアーズ”に変わるかもしれない。球団は5年後に予定しているスタジアム移転にともない、チーム名を変更するかどうかを検討しているという。米スポーツメディアESPNが報じた。
現在ウォリアーズが本拠地を構えるのは、カリフォルニア州オークランドにあるオラクル・アリーナ。そこから湾をまたいだサンフランシスコのミッションベイエリアに新たなアリーナを建設する計画だ。ウォリアーズは22日、同エリアに約12エーカーの土地を購入したと発表。2018-19シーズン開幕までの完成を目指している。
ESPNによると、ウォリアーズは名前を「サンフランシスコ」に改名するかどうかについて、ファンたちの意見を取り入れるつもりだとしている。球団社長兼CEOのリック・ウェルツは、「ウォリアーズのファンたちがどう思うのか非常に関心がある」と語った。
「近いうちに決断を下すつもりはないが、ファンがどちらの名前を好むのかぜひ参考にしたい」
– リック・ウェルツ、ウォリアーズCEO
もともとウォリアーズはサンフランシスコに本拠地を置いていた時期があり(1962年~1971年)、当時のチーム名はサンフランシスコ・ウォリアーズ。その後1972年に現在のオークランドに移転し、「ゴールデンステート・ウォリアーズ」に改名した。
チーム名変更には、特にイーストベイ(ベイエリアの東側)のファンたちから反対の声が上がりそうだが、ビジネス的な観点でみると、世界的に有名な都市サンフランシスコのネームバリューは大きい。
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参考記事:「ESPN」