ウェストブルック、OKCと3年の契約延長で合意
来年の夏にFAとなる予定だったラッセル・ウェストブルックが、オクラホマシティー・サンダーと契約延長で合意に達したようだ。
The Verticleの報道によると、契約の内容は3年/8570万ドルで、最終年がプレーヤーオプションになるとのこと。チームからの正式な発表はまだだが、現地4日にウェストブルックがオクラホマシティーに飛んで契約にサインする予定だという。
今オフではケビン・デュラントを失い、ウェストブルックに関しても、来季限りでの移籍もしくはシーズン中のトレードの可能性などが取り上げられていたが、これでサンダーは少なくとも2018年の夏までスーパースターをキープできることとなった。
昨季のウェストブルックは、80試合の出場で23.5得点、10.4アシスト、7.8リバウンドを平均し、キャリア初となるオールNBAファーストチームに選出。2年連続でのオールスターMVPに輝いた他、マジック・ジョンソンと並び過去50年で最多となる18回のトリプルダブルを獲得するなど、まさに記録的なシーズンを送った。
1シーズンを通して20得点/10アシスト/5リバウンド以上を平均した選手は、昨季のウェストブルックを含め、NBA史上でたった4人しかいない(オスカー・ロバートソン×5回、マジック・ジョンソン×3回、クリス・ポール)。
▼2015-16トップ10プレー
ESPNによれば、来季ウェストブルックのサラリーは、今回の新契約により、1780万ドルから2650万ドルに大幅アップする様子。平均年棒(2860万ドル)では、マイク・コンリー(3050万ドル)とジェイムス・ハーデン(2950万ドル)に次いでリーグ3位の高額契約となる。
Image by Erik Drost
参考記事:「ESPN」