ハッサン・ホワイトサイド、ヒート残留を決意
今夏FAの注目選手の1人だったハッサン・ホワイトサイドが現地7月1日、米スポーツコラムサイトの『The Players Tribune』にショートメッセージを寄稿し、マイアミ・ヒートに残留することを明らかにした。
「僕は大学を出てから8つのチームでプレーしてきた。レノからスーフォールズ、そして中国の四川まで。9チーム目となるのはまだ遠慮したい。僕はマイアミと再契約することに決めた。ファンのみんながこのチームにとって、そして僕自身にとってどれだけ大切な存在なのか、この機会に伝えておきたいと思う」
– ハッサン・ホワイトサイド
AP通信の報道によると、ホワイトサイドの契約は4年/9800万ドルのマックス契約になるとのこと。昨季のサラリーは98万ドルだったが、今後4年でその100倍の額を手にすることとなった。ミニマムサラリーの選手が、翌シーズンにマックスサラリーを獲得したという例は、さすがに記憶にない。
フランチャイズスターのドウェイン・ウェイドも、Twitterでホワイトサイドに祝福のメッセージ:
「ホワイトサイドに大きな大きな祝福を。君のバスケに対する献身さとハードワークがついに実を結んだ… #5ドル貸して」
大学卒業後はDリーグや海外のチームを転々とし、下積み時代の長かったホワイトサイドだが、2014-15シーズンにヒートのセンターとして一気に才能が開花。昨季は、ブロックでのトリプルダブルを3回記録するなど大活躍をみせ、73試合の出場で14.2得点、11.8リバウンド、リーグ最多の3.7ブロックを平均し、2016年NBAオール・ディフェンシブ・セカンド・チームに選出された。
▼ブロック祭り
ソース:「The Players Tribune」