ザック・ランドルフ、レフリー批判で罰金処分に
NBA選手は運営や審判の在り方にどれだけ不満があっても、グッと腹に収めなくてはならない。うっかりぶちまけてしまうと、次の日に多額の請求がとどくことになる。
メンフィス・グリズリーズのザック・ランドルフは27日、前日の試合後に審判を公に批判したとして、リーグから2万5000ドル(約260万円)の罰金を課せられた。
ランドルフの不満が爆発したのは26日の対ロケッツ戦。後半の13点リードから逆転負けを喫した試合後のインタビューで、「負けたのは審判のせい」と怒り口調で語った:
「明らかだろう。レフリーのせいだ。まるで8対5だった…。酷い判定の試合だ。最悪だ」
– ザック・ランドルフ
さらに「後半は奴に(恐らくハーデンのこと)毎回フリースローが与えられる。俺たちは一生懸命プレーしたけど、レフリーにゲームを決められた」と発言。
この試合でロケッツは、グリズリーズのちょうど2倍のフリースローを打っている(40本対20本)。その半分以上が、ジェームス・ハーデンによるものだった。
この日のハーデンは25本中22本のフリースローに成功(第4Qだけで11本)。フィールドゴールがたった2本にもかかわらず27得点をマークし、ロケッツを逆転勝利に導いた。ESPNによると、これは最も少ないFG成功数で27得点以上をあげたNBA新記録となる。
また珍しいことは重なるもので、ドワイト・ハワードはこの試合で1度もフリースローラインに立たなかった。
▼12月26日、ロケッツ対グリズリーズのハイライト
ハーデンへのファウルコールで審判に不平を訴えたのは、今季だけでランドルフが2人目となる。11月20日のマブス対ロケッツ戦では、ダーク・ノビツキーが試合中に直接レフリーに抗議し、テクニカルファウルを受けた。
Thumbnail by Basketball Schedule via Flickr
ソース:「ESPN」