【OKC vs. LAC第4戦】クリッパーズが第4Qの16点ビハインドから大逆転勝利!!
サンダーの2勝1敗リードで迎えたWCセミファイナル第4戦は、クリッパーズが終盤に逆転劇を演じ、101対99でサンダーに勝利。シリーズを2勝2敗のタイに戻した。
試合開始から最初の9分で29-7のランを展開して一気に主導権を握ったサンダー。試合の大部分で二桁台のリードをキープし、第4Q残り9分で82対66の16点差をつけて勝利をつかみかけるが…。
▼スティールからの速攻でモップガールを焦らせるウェストブルック
▼サージ・イバカのブロック祭り
しかしそこからクリッパーズは猛反撃を展開。残り1分20秒でジャマール・クロフォードがスリーポイントを沈め、この日初のリードを奪う。
そして試合は最後の1分に突入…:
どちらのファンにせよ、クリッパーズ最後のポゼッションで「お前ら何やってんだ!!」と叫んだ人は多いはず。試合時間残り27.5秒でショットクロックとの差は3.5秒。タイムアウトが残っていないサンダーにとっては、すぐさまファウルしてフリースローゲームに持ちこまなくてはならない状況だ。しかし誰もファウルしない。
一方のクリッパーズも、ショットクロックぎりぎりまでボールをキープしてからシュートを放てば勝ちはほぼ確定だったにもかかわらず、5秒ほど残した状態でブレイク・グリフィンがレイアップ。シュートは外れ、サンダーに逆転のチャンスを与えてしまった。
何はともあれ、ラッセル・ウェストブルックのスリー、サージ・イバカのチップインは外れ、クリッパーズがホームで貴重な勝利を手にした。
Q1 | Q2 | Q3 | Q4 | ||
OKC | 35 | 25 | 18 | 24 | 99 |
LAC | 15 | 31 | 17 | 38 | 101 |
▼ミニチュアクリッパーズファンも大興奮
クリッパーズは、決勝点を決めたベンチ出場のダレン・コリソンが18得点、7リバウンドを記録。ブレイク・グリフィンは25得点、クリス・ポールは23得点をそれぞれ獲得した。
シリーズ第5戦は、現地13日にオクラホマシティで行われる。
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