2020ドラ1のアンソニー・エドワーズ、渡邊雄太に強烈なワンハンドダンク
現地2月19日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ対トロント・ラプターズ戦で、今季「ダンク・オブ・ザ・イヤー」の超有力候補が誕生。渡邊雄太がその犠牲となった。
第3Q終盤、2020年ドラフト1位指名のアンソニー・エドワーズは、ウィークサイドでボールを受け取ると、ベースラインからドリブルで鋭く切り込みテイクオフ。やや遅れてカバーに入った渡邊の上から、豪快すぎるポスタライズダンクを叩き込み、3点プレイを決める。
この日のエドワーズは第3Q終盤まで10本すべてのフィールドゴールに失敗と絶不調だったが、それを吹き飛ばすような強烈なダンク。無観客だったのが勿体ないプレイだ。
NBA(特にレギュラーシーズン)では、ポスタライズされるのを避けるために、こういった状況であえてブロックに跳ばない選手も多い。結果として、カウント・ワンスローを与える形になってしまったが、渡邊はコンペティターとして正しいプレイをしたと思う。
個人的に「さすがNBA」と感じたのは、このダンクの直後にアリーナDJがSnoop Doggの『Murder Was the Case』(起訴内容は殺人)を流し始めたところ。
試合は、86-81というロースコアな展開の末に、ラプターズがウルブズを撃破。
今シーズンを2勝8敗でスタートしたラプターズだったが、この日の勝利でようやく15勝15敗の勝率5割に到達し、イースト6位に浮上した。
ボックススコア:「NBA」