ビスマック・ビヨンボがD.ウェイドにムトンボ、そのまま速攻で豪快にツーハンドダンク
現地11日にエア・カナダ・センターで行われたトロント・ラプターズ対マイアミ・ヒート第5戦の第2Q中盤、ラプターズのビスマック・ビヨンボが攻守でファインプレーを3連発して、本拠地スタジアムを沸かせた。
まずビヨンボは、オフェンスリバウンドからプットバックダンクをねじ込むと、続く守備ではドウェイン・ウェイドのダンクアテンプトを絶妙なタイミングでブロック。フロアに倒れ込んだウェイドを見下ろしながら、ディケンベ・ムトンボの“指振り”ジェスチャーを決めた後、コートを走って、がら空きだったペイントエリアに飛び込み、豪快にツーハンドダンクを叩き込んだ。
▼ビッグ・ビジネス
最終的にビヨンボは、38分の出場で3本のダンクを決め、10得点、6リバウンド、4ブロックをあげている。
第5戦は、9-0のランで試合をスタートしたラプターズが、最後まで1度もリードを譲ることなく99-91で勝利し、シリーズ3勝2敗で球団史上初のカンファレンスファイナル進出に王手。ヒートは、第2Q終盤の20点ビハインドから猛反撃を展開して、第4Q残り1分で1ゴール差まで追い上げたが、そこからカイル・ラウリーにロングスリーとミドルレンジジャンプショットを沈められ、ラプターズに逃げ切られた。
▼ラウリーのクラッチスリー
ラプターズは、デマー・デローザンがチームハイ34得点、ラウリーが25得点/10リバウンド/6アシストと、オールスターコンビが大活躍。崖っぷちに立たされたヒートは、ウェイドが20得点、ゴラン・ドラギッチとルーキーのジョシュ・リチャードソンが13得点を記録した。
▼デマー・デローザン、34得点
ヒートとラプターズのシリーズ第6戦は、現地13日にマイアミで行われる。
ボックススコア:「NBA」